差出人:naoki
送信日時: 2000年8月9日水曜日 18:07
件名: 日本平にくびったけ。
あー君たちのサッカー観戦記を読むとあのアツイ記憶が蘇ってくるなぁ。
それぞれの視点で見てて面白かった。
それでは私も。両方均等に。
まず、勝ったエスパルス。
ここで印象に残ったのはやはりアレックス。
初めて生で見たけど、やっぱすごいな。MVPとるだけのことはある。
ドリブル、クロスが一味違う。スピードに乗ったタテへの突破と、
あぶない! っておもわせる、鋭いクロス。
まさにサイドの申し子のよう。
エスパルスの攻めも、もろにサイド攻撃。アレックスにボールを送る送る。
一昔前のバレーで言うと、「もう一回ナカガイチ!」くらいの頻度でボールが出
まくる。
でも、セリに言わせると「本調子じゃない」らしい。本調子って・・・・どうな
るんだろう。
しかも若い。これはぜひ帰化させるべし。
しかし、全体的に見るともたつきが多い。
ボールを奪ってからパスがタテに出ない。ガンバの速い攻めとは対照的。
しかも、なかなかいいクロスがでているのに、中に人数が足りない。
これでターゲットがいれば・・・・。
その点、後半はでかい外人(ファビーノ?)がいい目印にはなってたけど。
あれほどボールを支配していたのに、点が入らないことが不思議だった。
やっとサイド攻撃が功を奏して久保山がゴールゲット。
しかし、ガンバがすかさず追いつく。ここでエスパルスの底力を見た。
外人と市川投入。市川がなんでスタメンじゃないのか、疑問なくらいいい出来だ
った。
両サイドと真ん中のターゲット。負ける要素はなかった。
Vゴールを決めた市川にはふるえた。
続いてガンバ。
この試合で印象に残る選手はディフェンスのダンブリーとキーパーの都築。
ダンブリーは強かった一人で目立ってた。都築はあたってたねホント。
でも、俺が注目していたのは稲本と吉原。
稲本はボランチとしてはいい動きをしていたと思う。ピッチでの存在感はさすが
だった。
あたりも強い。なぜか、せると必ず勝っていた。
ポイントは抑える理想的なボランチだ。
でも、冴え渡る前線へのフィードはあんまり見られなかったな。
そして吉原。なんかもう一人似たようなチッコイやつ(吉田?)
がいてよく区別が付かなかったけど、動きはサスガだった。
ガンバのフォワードはスピードがあるやつが多い。
でも、チャンスメイクが得意なだけで、
フィニッシュをドカンと決める人材に欠けているような気がする。
吉原しかり、小島しかり、松波とどっちかを組ませるのが面白いと思った。
後半は攻めもうまくいっていたような気がする。
全体的に攻め込まれ気味だったガンバ。
いつ点が入ってもおかしくなかったけど、ちょっとしたチャンスにはけっこうゴ
ール前までいけてた。
前半ガップリ4ツだったのに、なんで後半あんなに押し込まれたのか・・・・。
フォワードのスタミナ切れなのか、ディフェンスのスタミナ切れなのか。
とにかく尻すぼみになった感があるな。
よく先制された後追いついたと思った。
でもエスパルスを応援してて負ける気がしなかったな。
最後は日本平。
今回の主役はココだね。今更ながらにサッカーいいなぁと思えた。
スポーツをやっていた頃のアツイ心をよみがえらせてくれた。
とここで、大事な用事が入ったのでまた今度へ。
日本平についてはまた語るね。じゃーねー。
