差出人: Takagi [Haruru@swm.root.or.jp]
送信日時: 2000年8月14日月曜日 11:57
件名: げひら的観戦記(8・12 ガンバ大阪vs京都パープルサンガ inBS1)

<Result>−0 得点者:ブーレ(山口貴)ブーレ(稲本?)稲本
<メンバー>

    ブーレ   吉原
      (→松波)
        二川
         (→小島)
山口貴           森下

        稲本

新井場            柳本

    宮本    ダンブリー
     (CAP)    (→木場)

        都築         

<げひら的MIP>今日はなんといってもイナでしょ。
<文章方針>祝杯ムードで♪

 前節のいかんともしがたい試合がウソのようなナイスゲーム。相手はがけっぷち争いをしているとはいえ望月、平野の加入でここのところ連勝している京都サンガ。これまでの相性も悪かったみたいだし、ホームで負けというのはやめてよー、という感じだった。セカンドでいいところで決めていてくれたビタウ様も出場停止だし。でも去年から”ホームで負けないガンバ”ではあるので爆発は期待してたけど。
 しかもいい話題。我らがイナがJリーグ通算100試合出場の記念試合だったのだ。しかも史上最年少でとのこと。ちょっと淋しいが、この節目は世界に向けてのいい区切りであるのかも。いよいよ世界に向けてイナも代理人と契約したみたいだしね。
 
 どうも毎試合イエローの累積が絡んでベストメンバーが組めないガンバ。今節はビタウが出場停止の代わりに新井場が復帰。でもビタウに関しては痛いけど、運動量では間違いなくガンバ1の森下が出れることを考えたら新井場の復帰の方が大きいでしょう。大分から片野坂を獲得したとはいえ、やっぱりディフェンダーの層は薄いように感じる。フォワードなんてモロスタメン級が4人もいるのにね(笑)。
 イナがセレモニーで花束をもらってから試合開始。サンガはなんだか奇妙なプレースタイルなんだけどボールキープや突破力のあるヘジスと平野が左サイドから攻めてくる。柳本大忙し。でも今のガンバはディフェンスラインがバタバタと乱れない。ダンブリー&ツネさんのセンターバックとキーパー都築は安定している。そんなにサンガの決定気もなかったけどね。
 でもガンバのカウンターもどうもフィニッシュまでは至らない。でも機を見れば柳本と新井場の両サイドバックも上がりを見せて攻撃に厚さを感じる。やっぱりサイドハーフの外からサイドバックが上がっていって中に折り返す、というパターンを見せてくれなきゃ。柳本もかなり状態がよくなってるんじゃないのかな?攻守にかなりの運動量を見せてくれて。
 そして100試合記念のイナは早野監督曰くという「ボランチではなくディフェンシブハーフとしての仕事」は完全にこなしていたと思う。やっぱり強いし、奪ってからが早い。そこから二川あるいは山口というハイセンスなパサーを経由してスピードのあるブーレかコータに出る。二川がもうちょっと存在感が伴ってくればとも思うけれども、かなり強力なセンターラインに仕上がってきたのではないだろうか?
 
 そして1万2千も入ってくれた記念のお客さんの前でついに試合が動く。決めてくれたのはブーレ。山口とのワンツーで突破し、テクニカルなゴール!!!この決定力は武器です。1点先制です。これでガンバイレブンはかなり気が楽になったでしょう。そして前半終了。

 後半はガンバペースで見ていても楽しかった。ブーレとイナのそれぞれ強引な(?)ゴールがあって3−0になってからはサンガのモチベーションもさすがに下がったのか、あと1,2点ガンバに入ってもおかしくはない決定機が何度もあった。欲張ってはいけないけれど、得失点差を考えたらゲットしておいてもよかったようなね。
 でも、ホームで見事な圧勝。次節は中断前のサンフレッチェ戦。問題はアウェーでどれだけのパフォーマンスが出来るかでしょう。でもそうは言ってもこのパフォーマンスが出来ればあっさり勝てるような気がしてならないのだけど(相手も調子が出てないし・・・)でもそう言って先週はやられちゃったしね。いかんいかん。
 でも鋭くなったカウンター1,2発でサンフレッチェを沈めてもらいたいね。目の前で阿波踊りだけは躍らせてはならないっす。ガンバイレブン。
 でもでも、そういえば途中交代したダンブリーが心配。ケガだとしたらかなり心配。かなり調子が良さそうだっただけに、センターバックの代わりはいるけどダンブリーの代わりはいないのが心配。むむむ。