『28歳』 さてエッセイ第2回。今夜のテーマは「28歳」です。 ってオイ木村(仮名)よ、俺まだ27歳なんだけど・・・。 うーん、えーっと、28歳?28歳??・・・あ、そういえば昔レピッシュというバンドが♪28歳♪って曲歌ってた気がする。「からくりハウス」ってアルバムに入ってた平凡なサラリーマンがだんだん歯車が狂ってしまう歌だったような。コワイコワイ では、次回は『結婚』でお届けします。 ★━━━・・・‥★━━━・・・‥★━━━・・・‥★━━━・・・‥ 高岸 げひら ☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆ ってオーイ。って皆さんツッコんで頂けたでしょうか? ・・・・・はい、よくできました♪ さすがにマゾヒズムとサディズムの共有因子の私とはいえ、これでは終われない。せっかく色々触発される文章に触れ、書きたい時間帯になってきてるのに。これじゃあエッセイの神様に足向けて眠れないよぅ。ってどっちの方角だかわかんないけど。 っと、28歳。そろそろ真剣に書き出すとしよう。 あと2ヵ月半で僕も28歳を迎える。「四捨五入で30」になる25の時ほどはそわそわしないけれど、「七捨八入で30」になる28だ。20代後半も更に後半、そろそろ最終コーナーが見えてくる手綱を握りなおす歳。個人的な印象としてはそんな感じだ。 そうはいっても実際それほど年齢にはこだわりもいたわりもない僕だけれど、30歳という年齢だけはちょっと別。小さい頃から、なんとなく手の届きそうだったハタチに比べ、子供にはおおよそ計り知れない感じの年齢。それが僕にとっての30歳。だからある意味30歳という歳は僕にとっては内面的に成人する歳、という解釈が存在する。まあ結婚の目安としてもずっと置いてるんだけど、これは次回のテーマにかぶってくるので今日のところは置いといて。 だからもうすぐ迫ってくる「自分的成人」の30歳の壁に向けて自分がどうぶつかり、挑んでいくのかということを考えると、この28歳という一年間は思いのほか重要な分岐点かもしれない。なんていうのかな、壁を越えるための踏み切り板みたいな位置付けになるかな。まあそう言っても人生でそう何回も大ジャンプはできないと思うので、せめて30歳に、いや30代に向けての角度付けのできる歳でありたいかな、と。ただ日々をのんべんだらりんと過ごしながらいつの間にか30代を迎えるのと、ちょっと贅沢なくらいの理想、具体的「こうなりたい、こうしたい」イメージを持ちながら30代に入っていくのとでは、例えばそこまでに同じような日常が与えられたとしても、きっと前者のげひ様と後者のげひ様では全然目の輝きが違ってくると思う。同じ景色を見ても、その景色の向こうに見えるものが違うと思う。例え「30代は不可解なくらいモテまくりたーい!」っていうものだったとしても、だ。 でもやっぱり28歳になっても駆け回っていたいよね、とは思う。前回のエッセイにも書いたが、この27歳という歳は自分でもなかなか誉めてあげたいくらい休みの日には予定をいれて、出かけたり出かけられたりしていたアグレッシブな時だった。まあ時たま休日出勤なんてこともあったけど、例えば同じように家でぐうたらしない日曜日で同じだけのエネルギーを使ったとしても、それを仕事に費やしたのと、遊びや友人に費やしたのとでは全然違う。何が違うって、月曜日の目覚めが後者のげひ様の方が断然いいのだ。これはもう確実に実感したね。やっぱり当然のことながらメリハリは必要だし、こういうかけがえのない週末の時間のために、平日はスーツ着用という自分的仕事モードスイッチを入れて東西南北白發中と飛び回っているんだよなあと改めて噛み締めた。そういう意味では確実に自己投資できた歳であったかな、と。 もしかしたら、俺もう踏み切り体勢に入ってるのかもね。自分でも気付かないうちにね。 では、次回は本当に『結婚』でお届けします。 ★━━━・・・‥★━━━・・・‥★━━━・・・‥★━━━・・・‥ 高岸 げひら ☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆☆:::::★:::::☆ |