差出人: Takagi 件名 : 7月26日 〜♪このまま 時を止め 誰も知らない秘密の色に〜 日時 : 1999年7月26日 20:56  ふあ。ここ2日ぐらい、夜がすごく眠い。オナカイッパイの午後一番の講義みたい だ。プレステをしてても睡魔に襲われるようなときは、おとなしく寝てしまうに限 る。電気消したことさえ定かでないような素早さで眠りの世界に落ちていくことがで きるから・・・。  そんなわけで、いつもより若干早めに寝たこともあり、すっぱりとした6:30の めざめ。最近の朝一番はアウトルックよりもポストペットの方が気になる。おなかが すいているハズなのに、せんべいを食べない”そよ”ちゃん(←ヴァーチャルの 方)。涙ながら、叩く。が、強情なヤツ、意地でも食わない。でもこちらが折れて キャンディーを出したら速攻で食べてる。うー現金なヤツめ。でもかわいいぞ。  朝はちらし風の酢飯だった。さすがにシャリシャリとは言わないが、もしゃもしゃ 食べる。食べていたら、ジイちゃんが、昨日の夜中に目が覚めて町内を見回ってきた のだ、と言い出した。「今日が友ノ町大火から8年目なんだよ」という。  そう。友ノ町大火。高一の時に近所数軒が全半焼し、ウチの隣まで火の手が来た火 災。もう8年になるんだねえと感心しながら、その8年前とやらを、しばし、思う。  その日はFMで恐い話シリーズをやっていて、珍しく寝付けなかった終業式の前 夜。叫び声にカーテンを開けると窓の外が真っ紅な火柱。電線を焦がす勢い。こりゃ ダメだと思った。瞬時。そして次に頭の中に浮かんだのは「あ、借りてるもの持って かなきゃ」ということで、急いで「大事なモノ引き出し(カギ付き)」からファミコ ンソフトやらを取り出して・・・いると、「教科書持っていきなさい」と叱られた。 そりゃそうだ。 イハイを抱くばあちゃんやらを連れて外に出ると、もうパニック。燃えている自宅を 見て泣き崩れる奥さん。無責任な野次馬たち。とりあえずばあちゃんと妹二匹を近く の親戚のところに連れていき、もう一度戻る。親父が消防団に入っていたこともあ り、ウチの庭からもホースを入れたのと、たまたま風向きが良かったせいで、我が家 の領地までは炎は入って来ずに鎮火した。  そうかあれからもう8年か。実はこの前友達がちょっと(・・・いや、かなり)怖 い話をメールに乗せてきて、それをぞぞーっと読んで、あー今日眠れなかったらどう しよう、と思ったときにこの火事のことも少し頭をよぎった。何かいくつかの要素が たまたま重なって、記憶を呼び起こすことがある。そんな時だった。  その高一の時は将来就職したら消防団には入ろうと思っていたのだが、実際働きだ しても結局入らぬままであるし、またこの病気のせいでしばらくは入れないままであ るだろう。あれだけ感謝してたのに・・・。  そんな回想ではじまった午前中は、ゲームしたり、ネットしたり、そんな相変わら ずの平平・凡凡。聞きたいことがあってドコモショップに電話したら、「お待ち下さ い」と言われたまま10分。いきなりブチッて切られて、さすがにムカついた。少し してからまたかけると別の人がでて、今度は即答してくれた。  どうなってるの?と思ったね。    <ために2>  求めるのは強さ じゃなくて  むしろ その しなやかさ   息をひそめ待つ小鳥たち  風の来るその時のために  愛を抱いて羽ばたくために  つらさ そして 超える痛み  生きてるから 血も流れる  そこで何をするか じゃなくて  そこから何をするか だろう  与えられたものを       生かせるかだろう  夢を夢と抱くことは   明日を見すえることで  それは明後日を見ることで  つまり未来を見ることで  一歩 行こう  つよがりながら。 #############################    [セルフ観察記]:56.2kg、夜37度0分、通○                タカギ シゲヒラ      プチメールへの扉{090−4444−0000}    ポストペット仲間、募集中!遊んで。               #############################