差出人: Takagi 件名 : 7月25日 〜♪やめて 女の子は弱いの〜 日時 : 1999年7月25日 20:41  今日は親父のお付きで、 長坂町「名水と国鳥オオムラサキの里祭り’99」に行った。 親父は会社がらみで仕事があるが、 僕は持て余してしまった。 ウロチョロしてみるが、あまり時は流れず、 カルディナに戻って音楽をじっくり聴く。 歌詞カード見ながらなんて、こんな時でないとね。 緑を見てたら、詩が書けた。 ケイタイが鳴って、PMの予定ができた。 帰るR20の道すがら、600円のザルウドンを食べた。 600円でもちょっと高い気がした。 午後は高校時代の友人と会った。  本屋に行って、   らーくでアイスティーを2人で6杯のんで、    ゲーセン行って、メダルゲームと麻雀やって、     おかし取って、      さりげなくビンゴ大会なんか参加して、       夕の照り返しの中、いっぱい笑って別れた。 今日のオールスターは素朴なロッテのジョニー(黒木)先発。 でも例年ほど興味もなく、 飯食い終わったらサッサと切り上げた。   <「涼」3題>  とにかく暑かったその日  8月の太陽は その日も大きくて  空気のフィルターさえ過熱していて  どこから かしこまで 夏でしかなかった。  社の下の杜の、   ざっくばらんな階段。    友人と2人で下る。  Tシャツににじむ汗と反比例して   言葉数が減る。  言葉を発することが体力を使うなんて   こんな時でないと考えない。  目玉焼きが作れそうな  ふもとの路面のかげろうの向こうに  揺れてもいない「氷」の文字  アイコンタクト   したような しないような  カラダは水を求めていた   しかし 氷は更に良し。  PMの真ん中へんの店内の客は   ボクラだけであって、  テレビの向こうの球児達は  ひたすら栄光を、栄光のようなものを目指して   ひたすら。  涼しげな汗を器にうかべたかき氷は   何よりも歓びを与えてくれた。  サティスファクション  大学時代で 最も   浪漫チックだった一日。  ちょうど浅くなった眠りに合わせたように   目覚ましが鳴りだす。  80%の全力でたたきつぶすよ。   起こしちゃいけないからね。  あと5分 いや10分 かもしれないけれど   このままでいようよ  窓をあけたらセミの声が流れこんでくるから、   奴らは気がきかないからさ、    南風はつけてくれないからさ。  人工的な涼しみの中を   この厚めのジュータンで    さまよおうよ。  空に旅に出たら   浮いてしまうよ。  でもぼくら根性ないから   すぐへばっちゃうよ。  聞こえない秒針の音を聞いて   夢のウツツの冗談で    さまよおうよ。  そして夕立でもきたらさ、   明けた空に向けて    冷麺でも買いにいこう。  森はどこかで潤してる。  僕らに隠れてささやいている。  揺れるアドバルーンなんか見ながら、  世間話でもしてるかもしれない。  一歩立ち止まってみると、  手の届くところに 生命がある。  とてつもなく、おびただしく。  実は圧倒されるくらいに。  ただ、静かにいるだけで、  僕らを相手に しないだけで、  変わりゆく雲にも  色を変えゆく 周りの木々にも  興味ないだけなのかもしれない  もっと遠い領域にいるのかもしれない。  ただ、そこにいる。  北島三郎に倒されようと、  金のために ハチミツをぬられても。  ただ、そこにいる。  ただ、そこにいる。  ただ、そこにいる。 #############################    [セルフ観察記]:56.2kg、夜36度8分、通○                タカギ シゲヒラ      プチメールへの扉{090−4444−0000}    ポストペット仲間、募集中!遊んで。               #############################