・・・何となくいつもと違う部屋の雰囲気に眠りから覚めたばかりの目で見回すと、すぐ横で男が寝息を・・・って俺は酔った勢いで上司で寝てしまったOLかい!!という目覚め。今朝は自分の寝室からフスマを一枚へだてた親の寝室で起きたのだ。 そう、隣の男はシゲヨシさん(父)。僕と顔のつくりがまったく同じ。「血、つながってないっす」とトボけても、申し開きのできない、父上だ。なぜオヤジと濃密な夜を過ごしたかといえば、昨日はあかりが文化祭最終日で、友達が泊まったため僕の部屋を提供したのだ。そのため父上と同じ部屋でスリープ。爆睡父子(オヤコ)だ。 ちなみにその爆睡の中で見た夢はというと、社学「トラベラーズ」他でバスケをしている夢だった。光がいっぱいさして、床が妙にテカテカ輝いているその体育館は夢ながらちょっとデジャヴーを引き起こす。この前の週末に。 ・・・と、眠りの延長線上の布団の中にいたら、しおりを会社まで送っていく約束をしていたのを思い出した。なんでも今日はお得意さんとの飲み会があるので車では行けないらしい。 朝7時の国道20号を茅野に向かう。BGMは相変わらずマッキー。今度の週末にカラオケ行く機会あったら、これだけは歌いたい「ハングリースパイダー」を何回か繰り返し流す。(あと、歌いたいのは「フラワー」、トライセラ、斉藤(和)・・・)、雨の日のマッキーはココロが病んでなければ、じわーっと入り込んでくる。そしてデジャヴーに運んでくれちゃったりする。マッキーがうまく切り取ってくれてある情景に。 そんなこんなで、しおりを会社近くのセブンにおろし、通勤ラッシュの諏訪湖沿いをいつも(病気になる前)と逆方向に走る。あ、これって新鮮。とちょっと思った。 習慣への逆流ってやつだが、別に大した意味はやっぱりない。ノートのエッセイがこのように4行使われるだけなのだ。 帰って朝食。すっかりもう毎日の義務に近い位置付けまできた納豆を食べる。当たり前だが納豆はパックの時にはタレ(&larrこれがくせもの、味が非常に濃い)もマスタードもかかってないので、マメ達を減塩しょう油で混ぜ込んであげることができるのだ。当たり前のことも特殊な状況になってみるとありがたいことも多いのだ。 その後、午前中は「バリュースターに触れる日」と勝手に銘打ち、たくさん添えられてきた、NECのマニュアルを読み進めつつ、色々な機能を試してみた。そういうものは「習うより慣れよ」派の僕としては避けて通ってしまうことも多いのだが、いざ触れてみると実は役立つ知識も多い。2日前から「てきぱき家計簿マム」は使っているが、「インターネット、今いくら?」「ウイルスバスター」なども調子に乗って起動。 その後は画像加工ソフトを使って、エンクミにキャッチコピーをつけてポスター風にしたり、またプリンス稲本(Jリーグオールスター最多得票獲得)とたらみのパインゼリーを合成してみたりした。いや、ただ貼り付けただけなんだけど・・・。 もうちょっと触れてせっかくのホームページを小さな前代未聞ぐらいのものにはしたいものであるね。
<最悪ではない>
一時期、もう何年も前のことになるけれど、
精神衛生上あまりいいとは言えぬ時期があって、
心の中で「あー最悪」を繰り返していた。
でもある日、ひとつ疑問がふと。
「アレってホントに最悪だったのかなあ?」 そう考えてしまえば、
確かにそれは最悪ではなかった。
「そうかそれならできる限りの選択肢を想定し、
いつも最悪のケースを心に置いとけば、
きっと起こることは、最悪なことじゃないよ」
そんなことを 考えた。
「あー最悪じゃなくてよかった」 自分に言いきかせる。なぐさめる。
でもそれは至って当たり前のことで、
仮に「最悪」が起こったとしても よく考えれば、それでさえ最悪ではない。
幸い僕は環境にも恵まれて そうやって自分に言いきかすこともいつしか忘れ、
いつしかこのネガティブ的肯定の思考回路は捨てていた。
最悪より最良のほうが近い位置にある気がするから。
それなのに悪いほうにだけ目をうばわれるのは何よりも もったいない気がするから。
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[セルフ観察記]:56.0kg、夕36度4分、通◎
タカギ シゲヒラ
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