差出人: Takagi Shigehira 件名 : 6月26日 〜♪思い上がりと 笑われても 譲れないものがある〜 日時 : 1999年6月26日 9:58  しゃきっ!!昨日あんな事を書いときながら(なかなか眠れない、と)、今日はバ リバリ睡眠充分。昨夜はテレビもウリナリの最後の10分ぐらいを見ただけで、9時 代は特に見たいものもなく、何となく30分ぐらいパチンコの雑誌を読んで、何とな く閉じて、電気を消して布団をかぶった。・・・ら、もう夢の記憶に飛んでいる。昨 日の寝付きは早かったんだろうなー。  夢はといえば、うちの近所が少しごっちゃになったような景色の中で、親戚のおば ちゃんとか、妹のモトカレとか、会社のメカニックの先輩とか、よく分からないキャ ストが出演していた。ホント、なんと申しますやら、という夢。覚めたら5時40 分。何となく周りはもう動き出している気配。  晴れているようならその明るさで日記部を書き出してもいいのだが、どうも今日は また天気が悪そうで、あまり部屋の中は明るくはなく、メガネだけかけて廊下の電気 が灯るのを待ってから、朝の身だしなみをしてきた。 部屋に戻ってくると、巨人ファン達が昨日の大勝に「こりゃ昨日あんなに打ったら今 日は負けるわー」とうかれている。最近の巨人は当たり前の人が当たり前に活躍する という怪現象が起こっていて、それだともちろん強いわけで、つまらない。  ところで昨日は退院に備えた話がいろいろと出てきた。退院後の初めての外来の予 約だとか、それまでの飲む薬が処方されたりとか、時々自分でやらなきゃならないら しい尿検査の試験紙はどこの薬局で買って下さい、とかそんな話が次々に出てくる。  担当チームの看護婦さんにも「退院後に不安なことがないですか」ともよく聞かれ るが、ある程度の心構えでは臨んでいくつもりだし、実際退院してみないと出てこな い不安みたいなものもありそうな気がする。「寂しくなりますね」なんて言われて ちょっと浮かれてみたりするが、三ヶ月もいれば、当たり前か。  僕でさえ、この病院にさえ、愛着のようなものを持ってしまっていたりするのだか ら。  昨日は午後の3ジゴロ、いや3時頃、風呂に入ったら誰もいなくて、結局入ってか ら上がるまで僕の貸し切り状態であった。湯加減もバッチリ。至れり尽くせり朴セリ 状態で、ゆったり湯船に浸かりながら、「アケビ」を口ずさんだ。ゆったりしすぎて ちょっとのぼせたが、おそらくこの風呂に入ることはもうないのだし、まあいいで しょう。  さて、今日は昼前に家に帰る。1泊で外泊。プレ退院みたいなものだ。今回は特に 誰が来る予定もないし、電話したり、パソコンいじったり、またまたそんなものにあ てたいと思う。ま、予定はわからんけど。  五輪予選も「ラジヲの時間」も見なきゃだけど、実は一番楽しみなのは2匹のハム スターがやってくること。新しい家族だ。前にいた「ハルル」はすごいいい名前だっ たけど、今度は一匹は命名したいなあ。「アロー」とか「ゴウ」とか「そよ」とか、 いろいろ考えてはほくそ笑む。あー名付けたい。  そんなものを楽しみにしてたら、なんか空が晴れてきた。 ###########################      がんばれ、大坪千夏!        たかぎ しげひら (夏至過ぎの南311号室より) ###########################