差出人: Takagi
送信日時: 2003年2月11日火曜日 20:43
件名: ジュテーム条約(2・11の記)

 ♪ジューテームジュテーム☆かなわないゆーめなーんーて★みーたくないのー☆
 と、トミーが歌い、僕がうなずく。
 ♪カッフェオレがさーめてーしーまーうーそのまえに★もいちどーキスーしてジュテームジュッテーム☆
 と、トミーが歌うと、僕の瞳はキラキラする。
 と、いうわけで、今日はロマンティックなお話です。キラキラ。キラキラ。キキララ。
      
 中島みゆきの♪ファイト♪の中で、わたし男に生まれればよかったわ、力ずくで男の思うままにならずにすんだかもしれないだけ、わたし男に生まれればよかったわ・・・。という一節がある。切り取られた心情は相当に切なく、重く訴えかけてくるところではあるのは伝わってくる。
 確かにその心情は悲しいし、深くまでは窺い知れないと思うけれど、そのフレーズも心のどこかに置いておきながら、僕はもし今度生まれ変わるときに性別を選べるとしたら、おそらく女を選ぶと思う。そしてもし動物ならばメスを(笑)。まあ変装願望の強くなったものの域かもしれないが、もし女として僕が生まれ落ちていたとしたら、どんな人生が待っていただろうかと時々考えたりするからね。今よりもちっとはモテたかなって。つまるところそこなんだけど(笑)。男は単純だからなあ・・・。
 でもでも多分俺の中の(←ってこんな時ばっかり俺とか言ってるけど・・・)女性ホルモンってわりかし強いとは思うのよ。これは27年間共生してきての感想だからそんなに的は外してないとは思うんだけど、ボクの中では常に男性ホルモンと女性ホルモンが結構いいつばぜり合いを繰り広げていて、たまたま生まれ落ちた時点では男性ホルモンが優勢だったから男に生まれてきたような気がする。もちろんニュアンスでの話ですから。だって2個の細胞がひとまず一個になった人間の原点の瞬間に性別ってもう決まってるんでしょ?違ったっけ?
 でもなんか僕のそういう感覚のずっと続きに性同一性障害というものがあるんだろうと思う。今までに数回、女装をしたり化粧をしたりした時のなんか不思議な感覚はなんとも説明しようがないし(といいながら「キショい」「キショい」と言われるのをただ楽しんでた、とも言えるけど)、カワイイもの、甘いものは心から大好きだし、東急ハンズ好きだし、ジェットコースター好きだけどオバケ屋敷はからきしダメだし、バカップル願望強いのに押し弱いし(苦笑)。あ、でもあんまり泣かないかもかも。対人で泣いたのなんてここ2年あまりないと思うし。マンガ喫茶の「いいひと」と、おジャ魔女どれみの最終回では泣いたけど(笑)。
 ただし、大学時代の友人達よ。誤解しないで欲しい。あの頃俺は酔った勢いでかなりの人数とスーキーをした。そのほとんどが同性の友人だったが(涙)。しかしそこに愛はなかったからな。当たり前だけど。いや厳密に言えば存在したのはただ人間愛。さすがにその光景が写真で残っているのにはちょっと参るけど、大抵お互い酔ってて男とキスするのは余計なわだかまりはまず残らないしね。ディープでなければ(笑)。しかしキスの経験人数が(←って書くとなんかヤラシイなぁ・・・)異性よりも同性のが上回ってると言う現実には胸張っていいものなのかどうか・・・。
 まあとは言うものの、女に生まれ変わってみたいという願望はあるものの、あんまりホルモン云々言うほどの騒ぎではないかもしれない。実際女装願望なのか仮想願望なのかは小心者のくせに奇をてらうのが好きな僕の性格もあってどっちなのか微妙だし、男に惚れられた事はあるにはあるのだけれど男に真剣に(恋愛的な意味で)惚れた事はないし。スカート履いたのはキモチヨカッタけど、その時にしっくりきていたのなら中毒になってるかもしれないし。セーラー服も着てみたいけど、それよりはむしろ着せたいし脱がせたい・・・コホン(照)。
     
 えーまた好感度が下がりそうなのでこのとめどない乙女チック願望トークは消化不良で終わらせておきましょう。
 そんなわけで話題転換。前回日記の宣言どおり、日曜日にスキーに行きました。実はUSJ行ってから数日どうも風邪っぽくて、さっさと家帰って漢方飲んでさっさと寝るという生活をしてて、まあその甲斐あってかだいぶ体調は戻ってたんだけど、さすがに天気悪かったらやめとこうかなあと思ったんだけど、心配ご無用の好天。本当、春スキーじゃんって思うくらいの陽気は気持ちよかったけど暑かった。今シーズンのスキーで間違いなく一番汗もかいたし。でも景色もきれいだったし、最近どこのスキー場にも標準装備っぽくなってるエアー台(いわゆるジャンプ台ね)も、結構自己責任の誓約書を書かないと使えないところも多いんだけど、そこはそういうルールもなく、結構気軽にポンポコ跳んだ。キモチヨカッタ。これはストレートにキモチヨカッタ。実際空中浮遊(?)してる時間はほんの2秒くらいかもっと短いかなんだけど、「あ、俺今空中にいる」って認識できる瞬間があるからねえ。しかもせっかく携帯にカメラついてるんだからと俺友人それぞれのエアーの瞬間を撮ったんだけど、ちょっとわかりにくいんだよね。
 そんなわけで、ホームページに載せるこの日記にはその時の写真も添えておくので、わかりにくかった人はウチにきて一緒にスキー行ってナマで見てください(笑)。
   
   


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       テツandトモの手の動き練習中。
           2003.2.11      高岸 げひら
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