差出人: Takagi 送信日時: 2002年7月12日金曜日 23:20 件名: 禁木星(7・12の綴り) ・・・気にいらねえ。 というわけで、今日は音楽レビューから入ってみようと思います。あまりにも日記を(観戦記もだけど)保留にしてた時期が長すぎて、たぶん前を見たほうが良さそうだから。 で、何が気に食わないのか。それは10日に確か発売になったミスチルの新曲だ。 まずタイトル。僕が大体音楽情報をキャッチするのって昼間の営業の移動中に聞いてるFMの番組からがほとんどなんだけど、これがまた聞き違えやすいタイトルなんだよなー。で、一番最初に聴いたときのDJの曲紹介で”聞き取った”のは「エリー」だったので、「ああ、きっと♪愛しのエリー♪をもじった部分が刷り込まれてる曲なんだろうなー」と思っていた。しかし、何度かラジオでかかるのを聴いてるうちに、どうも「エリー」ではなさそうだな?と思い、もう一度ヒアリングに挑み、「エミー」かなあ?という見解が自分の中でなされた。でもなにゆえ「エミー」???まあ曲のタイトルにいちいち理由を求めても仕方ないが、割とミスチルはタイトルに関してはあまりひねってはこないので、エミとかエミコとかいう名前の女の子が出てきたりして、なんて思ったものの、また改めてヒアリングってみると、どうも「エニー」っぽい。しかもその局紹介をしたDJは帰国子女だったのでどうもそれっぽいなあ、って思っていたらやはりタイトルは「Any」だった。そう、最近某DocomoのCMでかかりまくってる♪今僕のいる場所は〜・・・っていう曲ですよ。でもそれはいいのよ。 でもなんでよりによって某DocomoのCMにタイアップで載せちゃったかなあ。どうも好感度ダウンなヨウ素、、、じゃなかった要素なんだよねー。まあでもそれだけならかつての僕のアイドルであるHろ末Rょう子だって歌ってたしね。でもなんだか某Docomoが調子に乗ったのか、コンサートのチケット予約の電話番号が「某Docomo以外の携帯、PHSからはつながりません」ときたもんだ。これにはカッティーン!だったんだけど、まあチケット取りたかったわけではないし、それはいいのよ。 で、いよいよ何が気に食わないかというと、この曲の手法だ。確かに詩もいいし、曲もいい。サビも好きだ。僕的ミスチル史上最高傑作である「IT’S A WONDERFUL WORLD」(5月に出たアルバム)からの流れをくんでいる感じがする。でも好きじゃない。なんかメロディーがあって、そこからサビに入るときにドラムの「タンタンタ」(←ちょっと違うかも)を挟むのだ。サビ前とサビの間が一旦途切れてドラムでつないで(←この表現は製作者から見ればちょっと意図に反したものかもしれないが)サビに入っていく。確かにスパッと曲調が変えられる手段ではあると思うが、どうしても無理やり繋いだ感がぬぐえない。だからこの手法は気に食わない。 でもでもでもでも詩も曲もメロディーもサビも素晴らしいんだよね。だから葛藤。いいものはいいわけで。それは認めるわけで。なんだかこの葛藤の末にはこのシングルを購入している自分がいそうな気もしますがね。 でもねえ。最近はなかなかいい音源が溢れてると思う。アルバムもいいペースで入手してるしね。前述のミスチルしかり、島谷ひとみもイイし(♪亜麻色の髪の乙女♪はスバラシイ!)、後輩ヨッシー(仮称)と先輩ラタヒ(仮称)に勧められたモンゴル800もイイね(♪小さな恋の歌♪で昂ぶるね)。でも福山が出したカバーアルバムもグレイト。隠れた名曲の♪そして僕は途方に暮れる♪(作詞が銀色夏生とは知らなかった)やみゆきさんの昂ぶる曲♪ファイト♪や未だに聴くたびに大路恵美(←結構好みだったりする)の辛い(←からい、ではない)シーンが浮かんで来てしまうチューリップの♪青春の影♪もさることながら、なんといってもさだまさし作、モモエさんのスーパー名曲♪秋桜♪でしょ。ア、イイ。スゴクイイ。名曲力とでも言おうかね。もう断言します。この一曲のために3000円(とちょっと)出す価値はあるよ!・・・と思います。 そんなワタクシの最近のお気に入りはリップスライムの♪楽園ベイベー♪とにかくキモチイイ♪フロートな気分になれてたまらんどすえ。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ GO!GO!7188の♪ペッパー警部♪もなかなかよ。 2002.7.7 高岸 げひら ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ |