差出人: Takagi
送信日時: 2002年2月3日日曜日 20:34
件名: 鬼瓦う(2.3の記)

 おにはーそと。
  ふくはーうち。

 そう、今日は節分。豆まきをした。
 各部屋に落花生をパラパラ巻いて、でも暗闇の中で踏んづけたら惨事のあなたになってしまうのですぐに拾う。なんかみみっちくてせせこましい豆まきだったけど、巻いたことに、やったことに何より意味があるからねえ。ちゃんと厄払いできていたらいいけどね。

 昨日は久しぶりの日記、しかもかなりガーガーと長い文章をほぼ昼ご飯から晩御飯までの時間を費やして書いたこともあって、さすがにもう夕食後はパソコンを開く元気もなかった。でもそんなに見たいテレビの番組もないし、とキョロキョロしてたら文庫本が目に入った。「三毛猫ホームズの大改装(リニューアル)」という赤川次郎の推理小説でこの前オヤジが出かけたときの電車の中で読んだものだった。
 ちょうどいい、コレ読もうっと。と早速読み始める。僕はホラー映画は全然ダメなんだけど、ミステリーは大好き。小学校時代に江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとコナン=ドイルのシャーロックホームズシリーズは図書館にある分は読破してしまったくらい好きだ。ついでに本を読むのも早い。ついでについでに他の事も色々早い。早くないのは「手」と「足」くらいだと思います(笑)。
 そんな僕が中学時代から読み始めた三毛猫ホームズシリーズ。(赤川作品は全般的にそうなんだけど)テンポも話も軽く、ホントにサクサクっと読めてしまう。そして昨日にしても例外でなく、サクサクっと一時間足らずで読み終わってしまった。ふぎゃあ。でもいつになくヘビーな話だったのでちょっとずしっと来た話ではあったけどね。
 そしてヒマを持て余して居間へ降りていくと、NHKでソルトレイク五輪の特集をやっていた。その中で実際にスタジオの中で雪で短いコースを作ってスケルトン(1人ソリ)を出演者が体感!というコーナーがあって、メイン進行のさとう珠緒とゲストの清水圭が体験していた。でも珠緒は素で楽しんでいたが、清水圭は(そういえば見たのはジョージアのCM以来だったような・・・)リアクションをとにかく売らなっ!というのがあまりにも先に走りすぎて見ていて辛かった(笑)。以前は見ててもそんなに辛くなかったんだけどなあ・・・。今だったら和泉修の方が面白かったりして・・・。
 とかなんとか思いつつ、でも今日はどこにも出かけずに家でずっとごろごろしているのが自分の中で決定していたので、風呂にも入らずに(風邪がまたぶり返すリスクは少しでも抑えたいので)布団にもぐりこむ。風邪ひいてから湯たんぽを愛用するようになってしまった。もちろんなければないで別に平気なんだけど、あったらあったでそれでまた快適だからねえ。文明なんてぶっちゃけかなり削っても実は人類は平気だと思うよねってこれだけで話をそこまで持っていくのは強引だよね(笑)。まあ昨日は「Smaステーション」の妙にハイテンションのスタジオなんかぼーっと見ながら眠りモードに入っていった。

 そして目覚めると雪の模様。でもちょうど9時半を回ったところだったので「おそく起きた朝は」をつける。そしたら磯野貴理子が髪型を変えていて他の二人(松井直美、森尾由美)にツッコまれていた。でもなんかこの3人のやりとりって自然に笑っちゃうんだよね。キャラがみんな全然違うのにバランス取れてるんだよね。トラベラーズみたいだ(笑)。
 それで番組が終わって朝ご飯でもいただくかと食堂に降りていくとちょうど家族がみんなで食べているところだった。ナイスタイミング?いや、「ちょうど雪かきが終わった頃に起きてくるんだなあ」と軽いジャブ。うげっ、びょ、病人だっつーの!(笑)って夕方はちゃんと雪かきしたからねー。
 それからはせっかく昨日日記を書いたことだし、とホームページをひさびさ更新。結局年明けてから全然更新してなくて、まだなんか年末モードのメッセージがトップページを流れていた(笑)。って友達には2年前のシドニーオリンピック前に「もうすぐオリンピックだ、がんばれニッポン!」というメッセージを書いたまま更新してなくて、ちょうど2年の年を経てピッタリ時流に乗っちゃったホームページもあるから上はいくらでもいるんだけどね(笑)。

 そして昼ご飯はマラソンを見ながら。それから女子バスケを見て、日本の女子のバスケってジャパンエナジーとシャンソン化粧品の他のチームってどこだっけと思ったり、テニスを見て、ヒンギスって今何歳なんだって思って、ジャンプの国内戦を見て、雪印所属の選手たちはこれからどうなっちゃうんだろ?って思ったりして、あと豆まきしてたらもう晩御飯だった。ホント家からほとんど出ないぐうたらした週末終了。でも咳はまだあるものの、風邪の症状はほとんど治まった。よかった。とりあえず。
 そして明日からまた会社員と言う身分を取り戻す為の日々が始まる。とはいえ明日の話ですんなり話がまとまれば御の字ではあるしね。って甘い予断は大抵裏切られるからしないけど。
 まあ、どうなるにしても、それは僕の道。資格を取らず、教員の道も公務員の道も選ばず、それで自分を試してみたかった自分に対する1つの裁きが出るのだろう。そしてまたそれを踏まえて進んでいけばいいのだ。そう思う。
 ただやっぱ、貯蓄はしていないとね。こういう事態になった時にすぐにいっぱいいっぱいになっちゃうからねえ。自分の一番弱い部分だけに、そこだけはなんとかしないとね。


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           2002.2.3       高岸 げひら
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