差出人: Takagi 送信日時: 2001年2月13日火曜日 22:26 件名: ラベルのないおくりもの(2.13日記) ・・・コンコン(ノックの音)。 「入りたまえ」 ・・・ガチャ。 「失礼します、大佐」 「・・・艦長、キミはなんたることをしてしまったんだ」 「お言葉ですが大佐、アニメの潜水艦をイメージしてくださいよ。潜望鏡は前を向いてるわけで、上に何があるかなんて見えないんですよ」 「オー」 ・・・というコントでも作りたくなるような稚拙な事故が起こってしまった。全然笑い事ではない。最近人間が空にも海にも大きな顔をしすぎていることへの警鐘のような事故が次々に起こっている。真剣に考えなきゃね。 まあそんな中、世間は順調に時を刻んでおりまして、気付けばバレンタインイブ。これも笑い事ではない。今から明日ボク宛てのチョコを運んでくる4トントラックを何処に停めてもらおうか考えなきゃいけない(大笑)。しかも1台じゃなかったらホンマどうしよう(げひ笑)。 ・・・まあ、それはそれとしておいて。うふふ。 この週末はスキーだった。それもトラベラーズよりすぐりの(?)Higashi(仮称)、なをき(仮称)とその仲間たち、正確にはそれぞれの彼女とその仲間たちとのお泊りスキー。ある意味この冬の最大のイベントだった。 でもその前にはつたいけーんが1つ。都会の人には「なにをいまさらー」と言われるかもしれませんけど、初めてマンガ喫茶に行った金曜日の夜。これがなかなか夢中になってしまった。 まあなんで行ったのかと言えば、時間つぶし。とはいえ今までも何度か時間つぶしで入ろうとしてやめた経験があるので、何度目かの正直になったということ。金曜日は最近結構仲良くしている社員さんと晩メシを食う約束をしていた。といってもおいらのバイトの定時は6時半。社員さんはもちろん閉店の8時までの勤務で、もちろんそこからまだ片付ける仕事があるわけで、おいらもいろんな仕事があって7時半過ぎまでは店にいたのだけれど、「終わったら電話ください」と言い残して店を出ようとした。すると「今日はまだ仕事が残っててもうちょっとかかるかもしれない」とのこと。それは平気だった。 そして念願(?)のマンガ喫茶へ。会員証を作るのに身分証明が必要で、「あ、結構きびしいのね」という印象。ちょっと神妙な顔で説明を聞いたけれど、いざ参加(?)してみればなんと気楽な空間か。しかも選んだ席のちょうど真横にボクが愛してやまない「月下の棋士」が。ヒューと心の中で口笛を吹きつつ以前持っていたコミックスの続きから読み始めた。するともう心は将棋の世界へ。ストーリーも面白く、夢中で次へ次へと読み進めた。しばらくして読書終了を告げる着信のバイブがあった時は腹立たしく思ったくらい。といううのは冗談だけれど。 また来るぜーと誓いつつ、社員さんと待ち合わせたファミレスへ。そこからドリンクバーで粘りつつの語りが始まった。まあどっちも話し好き。結構な夜更かしになってしまった。これがまた。でも、諏訪でこんなに通じ合える人をやっと見つけたんだから凄く嬉しかった。それなのでついつい話そうか迷ってた割とディープな自分の事もすんなり話してしまった(笑)。 それでやや寝不足のややハイテンションで土曜日のバイトを乗り切り、Higashi(仮称)ご一行サマの来訪を待った。そのうち彼らを乗せた電車は予定通りに滑り込んできた。とりあえず改札で再会のハグ。そして「この冬一番の」冷え込み(なんと予想最低気温はマイナス15度!)の町をちょっと歩いて我が家へごあんない。 そしてウチの両親を加えて晩御飯の始まり。女の子たち(ヒガシの彼女、その妹、その友達)はみな関西人というだけあってかなりのテンションで飛ばしまくり。寝て起きて次の日も早朝の出発だったけれどテンションそのまま、むしろアップ。なぜかBGMは陽水で、しかもかなりそれで盛り上がりつつ一路白馬へ。 なをき(仮称)たち(なをき、彼女、その友達)はもう夜中に到着して仮眠所で寝ながら待っていたので、連絡を取ってみると「もう八方尾根スキー場のそばの駐車場にいるよ」とのこと。その同じ駐車場においらの車もなんとか停められてみんな合流し、ウェアに着替えてゲレンデを目指す。 しかし、3連休おそるべし。人だらけ。レンタルショップは板がなくなって他の支店(?)から車で届けてもらってる始末だし、リフト券を買うのも行列、リフト待ちも行列。リフトを降りても行列(!)。そんな中、吹雪になってきてコンディションはサイアク。その日が初めてだった子もいたのによくめげなかったなあと今でも思う。感心、感心(笑)。 でも長めに昼食休みを取って(もちろんそこも並んだ)ゴンドラで山頂の方まで登ってみるともう洒落にならぬ吹雪。おいらはメガネで滑るので(メガネをはいて滑るわけではもちろんないけど)眼鏡越しに雪は容赦なく飛び込んできて、妙にまつ毛が重くなった(笑)。 でも笑い事でないくらい風も雪も激しく、顔が凍るかと思った。口はいつものように動かないし。凍死の第一段階ぐらいだったかもしれない。 まあそんなでスキーは切り上げて、宿泊先のコンドミニアムに向か・・・おうとして大渋滞。車で5分のはずのそこまでなんと1時間もかかった。行楽の連休おそるべし。 とはいえ、チェックインしてさあ晩飯の準備へ。することのない(というかできないであろう)オトコグミはHigashiの彼女まゆさん(仮称)の指揮で買出しへ。スーパーに行ってはしゃいで当初の予定のナベの食材のほかにかごにいろいろ放り込んでしまったおいらとなをき(仮称)は後で責任を取らされる事になるんだけれど、まだそれは知る由も無かった。だって超オナカペコペコだったんだもーーーん。ねえ、なをき(仮称)。 でも食卓の真ん中でうまそうに煮え立つ鍋と周りを固めるおかずたち。8匹の食欲は解き放たれ、「うまーい」と感激しながら順調に箸を進め・・・ていたのだが、途中から「これは食材買いすぎでしょ」という雰囲気とともに箸が止まってくる。冷たい視線を受ける前述二人。腹いっぱいの2割増くらいまで食べたけれどまだうどんが残った。ギブアップ。 翌朝、今度はちょうど満腹になるくらいのおいしい朝食をいただき、今度は白馬47スキー場へ。前日の雪でゲレンデはなんともパウダースノー。気分よく半日をすべり、雪合戦と雪だるまをして(?)、お土産買ってなをき組とHigashi組に別れて解散。またらいねん。 でもそこからの渋滞が凄かった。途中昼ご飯を挟んだとして、通常1時間の白馬から松本駅までがなんと5時間だからねえ。おいらはそこからすぐだったけど、更に長旅だったHigashi達には頭がさがります。やっぱり。 そして明けて今日はまたバイト。仕事自体はヒマヒマだったんだけど、昼飯の時にたまたま一緒になった店長に「どやー、裏口の雪は解けたか?」と聞かれて「あんなに日も当たらない所で凍ってたら解けないっすよ、つるはしでもない限りダメっすね」と答えたら「じゃ、買ってきてくれ」という話になり、つるはしを買って来ての除雪、いや除氷作業になってしまった。あー疲れた。明日のボーリング大会、スコア悪かったらこのせいにしようっと。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ そういえば、最近神田利則見ないよね。 高岸 げひら ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ |