差出人: Takagi
送信日時: 2000年3月5日日曜日 20:32
件名: 「馬鹿をやっても勝つ!」<7>

 なんか色々と盛りだくさんだった今週も、ついに日曜日。そんな朝は7時半にMDラジカセが歌いだした♪野性の花♪(←たった今まで”野生の“だと思っていた。あらまあ)で始まった。
 そう、今日はみんな(父母あかりげひら彼女)でディズニー映画「ファンタジア2000」を見に行く日なのだ。しおりは地元のモーグルチームでスキーに行く予定があって残念ながら行けなかった。多忙ねえ。
 AM8:40。親父の運転するダイハツ・パイザーで出発。もしかして混んでいるかも、と思った長野自動車道も事故での車線規制があったものの全く順調に豊科インターに辿り着いた。・・・しかしあまりにも順調に来過ぎたため、10時半の上映開始にはかなり余裕が出来た。そのため、インター近くの白鳥湖に寄り道。湖というよりは流れの穏やかな川なのだけど、川沿いの駐車場には20台近くの車。その中に車をとめて河原に下りると、白鳥とカモがいるわいるわ。しかも川が割とキレイで流れも穏やかなため、水面を優雅に泳ぐその水中の足が一生懸命動いているのが見えてしまう。どこもこんなだったら教訓にはならんな、と思いつつ、彼ら(?)が鳴いたりえさを食べたり潜ったりけんかする様を圧倒されて見ていた。でももう白鳥さんたちはお帰りの時期だね。
 寄り道から本ルートに戻り、穂高アイマックスシアターに到着。なんでこんな田舎にこんなものがあるかといえば、何年か前に開催された”信州博”の”長野県パビリオン”にあった数少ない”ウリモノ”のひとつ、巨大スクリーンの使い道が他になかったからだと思っている。僕が勝手に。
 やっぱり早く着いたものの、そこはとなりにアートヒルズという主にガラス工芸を扱うミュージアム風ショップがあるので時間までそこをぶらぶら。短気な僕には決して作れないであろう細かいガラス工芸たちが丁寧に並べられている。そして彼女とその中にあるオルゴールショップを覗いていると、12曲演奏できる超高級オルゴールがあった。なんと値段は250万円。10円のコーラ飴が25万個買えてしまう虫歯確定のお値段。・・・というとイマイチ言葉に破壊力がないが、下手な車なら余裕で買えてしまう高額。「げげっ」と思いつつ彼女と試聴できるその高級オルゴールをいじってみる。曲名に覚えがなくてもメロディーを聞けば結構聞いたことのあるものだったりしてうきゃうきゃ喜んでいると、かつてオルゴールの会社にいた父シゲヨシさんがやってきた。ミニうんちく大好きのオヤジは「この針はなあ・・・」と語りだす。さらさらと聞きながら、「これって安くならないの?」と聞いたら(・・もちろん安くなっても社長にでもならない限り購入意思は全く皆無だが、)無視された。ちっ・・・。確かにいいものだし、嫌いではないが、このために250万は出せない。現時点の僕ではね。でもある友人は大学時代に120万のラッセンの絵をローンで買ってみんなをビックリさせたしなあ・・・。価値観は全く人それぞれ。
 そしてファンタジア。これは2回目でも全然面白い。僕はこういうミュージカルなアミューズメントは大好き。ディズニーランドでも「ミッキーマウスレビュー」が一番好き。かえって2回目の方が一回目で見落としていたものまで見ることができて良かった。それは後ろに座っていたオコサマに時々椅子の背板(?)を蹴られたのを差し引いても。充分合格。もう1,2度見てもいいぐらい。誰か見たい人がいたら、是非ご一緒したいねえ。
 帰り道で食事をして、みんな満腹になった上、オヤジさまは生大なんか飲んじゃったものだからパイザーのキーが俺のところに回ってきた。この前の首都高エンスト事件(?)ではないが、マニュアル車は普段乗っていないので、緊張するのだ。しかも今日は彼女に目もあって、「絶対エンストだけはしないぜー」と心に誓って運転した。そのため、かなりタコメーターは回り気味。一応エンスト無しで家まで辿り着いたものの、「かなり緊張してたでしょ」というありがたいお言葉を頂く。お見通しかい。
 その後は長野では午後1時からの「いいとも増刊号」を見ながら二人で転寝。「スーパー競馬」が始まるころに起きだして、そう、彼女は帰る時間。6時からバイトだったのだ。見送る。
 夕食はアンコウ鍋。「あんきも」というものを初めて食べたが、なんかクセがあるわけでもなく、可もなーい不可もなーい♪(←これも懐かしい!)という感じ。でも昼にかなり食べ過ぎたので、そんなに腹には入らなかった。
 大学が文学部だったこともあって友達に教育関係に就いている奴らが多く、そんな彼らからのメールからは最近卒業の匂いが漂ってくる。旅立ち、そして区切りの季節。僕もそろそろ動き出さねば。


♪♪♪♪♪TAKAGISHI♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

      たまたま「ブラビ飯」とめぐり会う。でもいまいち・・・。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪GEHIRA♪♪♪♪♪♪♪