差出人: Takagi
送信日時: 2000年3月12日日曜日 21:14
件名: 写真を撮りたGIRL<6>
・・・ふう。充実の週末が「アッ」という間に過ぎ去り、満腹のおなかとゆったりと満たされてきた心を抱えて帰って来た。今日はそこに至るまでの経緯のお話です。
前回の日記にも書いたように行われた(?)のはあかりのプレ引越しとおじいちゃんの10年祭(仏教で言う10周忌)。礼服用のスーツ達と5人それぞれのバッグと林檎とカメラたちを乗せてしおりのニッサン・テラノは走り出した。
久々の5人揃ったお出かけとあって、しかもこの5人、似たようなくだらない遺伝子をもっているとあって、思い出すにも足らないようなくだらない会話とけたたましい笑い声を振りまきながら中央道をお江戸へ爆走。その勢いで永福ランプを降り、あかりの下宿(となる部屋)へ。
今回はあくまでプレ引越しなので持ってきたのは台所用品などの小物ばかり。でも引越しのときに一気に、となるとこれで結構かさばりそうなのでこれも必要であったと思う。ロフトが広くていい部屋だってのが分かったし。それに一番の目的は「部屋の寸法を測ってくる」ということで、それは必要以上に達成された。
それから一路藤沢へ。でも途中で昼ご飯を「ブイトーニ」直営らしいイタリアンファミレス風で。なかなかうまいパスタを詰め込んでみんな満足。しかもレジの人が計算を間違えて親父も満足。渋滞も抜けて快調な有料道路に入って更にくだらない会話もヒートアップ。多分第3者にはちょっと理解しがたい盛り上がりだろうな、と思ってしまうのが遺伝子的。(?)。
そんな中でさりげなくサッカーに行く段取りをつけた。それならこっちの友達にも声をかけてみようと思ったら、アブ(仮称)が一緒に行ってくれることになった。そしてあかりも同行決定。稲本のホームページの掲示板によく参加している人たちもいっぱいくるっていってたし、オフライン対面か?と胸をちょっとときめかせてテラノに揺られているうちに親戚の家、通称「うみのうち」に到着。もう来ている親戚とか、姪っ子とかがいて「大きくなったなあ」と思わず言ってしまいそうになる。でもまだおじちゃんとは呼ばせないもんねー。
でもサッカーを見るとしたら電車で一時間近くかかるのでユニフォームを着込んで、寒くなりそうで雨が降りそうだったので上着とビニール傘をもってオヤジに駅まで送ってもらう。東海道線で横浜へ出て東横線に乗り換え。ユニフォームを着たサポーターがいるかなあと思ったが、そこまでのサポーターならもっと早い時間に言っているでしょうという結論に落ち着く。
武蔵小杉駅でアブ(仮称)と落ち合ってシャトルバスでヴェルディ川崎のホームグラウンド、川崎市の等々力競技場へ。偉そうな観戦記を書いておきながら生でのプロサッカーの試合の観戦は初めて。だから不安も多々多々あったといったら過言ではありますが、バスの窓から見えるかなりの勢いでライトアップされたスタジアムを見てこれは過言ではなく胸は高まり始めていた。
他のサポーターにつられて早まった足取りでダフ屋をすり抜ける。当日券を買い、スタジアムへ駆け込む。思ったより(暴言?)アウェーにもかかわらずガンバのサポーターはいっぱいいて嬉しかったが、既にいくつかのサポーターグループが出来上がっていて、まあ、あかり、アブ(仮称)共にガンバサポではな”かった”ため、そのグループには入らずに、でもその近くの最前列を陣取る。そしてユニになる。
・・・試合は負けてしまったが、やっぱり生で見るサッカーはすごかった。・・・。出待ちまでしてしまった。イナの掲示板の人たちには会えなかったけどそれはまた次回のお楽しみとなった。
大満足で大満足(だったと思う)のアブ(仮称)と別れ、また電車に揺られる。そしたら今度はいとこの双子のどっちもカッコイイお兄ちゃんが駅まで迎えに来てくれて更に嬉しかった。そしてそのまま夜中まで語ることになる。ここにくると僕は「ひらくん」となってお兄ちゃん達の話を聞くのだ。この特殊な空気がとっても懐かしく、とっても好きだったりするのだ。
「明日もあるからこのへんにしよう」とおひらきになり、布団にもぐりこんで瞬間、爆睡。といって今日は朝も早かった。久しぶりに”身体だけ目覚めている状態“。パンを食べても姪っ子と「クウガ」や「デジモン」を見ていてもなかなか脳は起きてくれなかった。
ぼちぼちと親戚も集まり、入院中のおばあちゃんも帰ってきて、神棚も設置され、着々と準備が進む。手伝ったりいとこの部屋で一息ついたりして法事を待つ。
そして「10年祭」が始まった。オヤジの実家は神道であるため、神主さんがいらして神事を行い、焼香の代わりに榊の枝を神棚に捧げるのだ。でも神道といっても正座なので足はしっかりしびれた。
そしてみんなで近くの料理屋に行って食事をとる。なんとホイル焼きが焼かずに冷たいまま出てくるというアクシデントがあったが、僕は「そういう料理なのかな」と生のたまねぎも全部食べてしまった。相変わらずの鈍さ加減だぜ。俺。
そして家族で梅の花を見ながら、途中から僕がハンドルを握って帰ってきた。帰る途中で回転寿司によって食べてきたが、昼に店側の「おわび」で出てきた刺身の盛り合わせを食べ過ぎたため、皿数はイマイチだった。でも満足、満足の週末でした♪
♪♪♪♪♪TAKAGISHI♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ミスチルの『KIND OF LOVE』はやっぱり名盤だね。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪GEHIRA♪♪♪♪♪♪♪
