差出人: Takagi 送信日時: 2000年12月26日火曜日 22:10 件名: 神聖季<1> ♪〜離ればなれだからって、たまに電話すればいいのにっ ・・・大きなお世話である。 ところで日曜日に端を発した(?)クリスマ東京ヤケクソツアーの終焉はなんと白銀世界だった。しかもホワイトクリスマスの。初雪は既に舞っていたものの、本格的に積もった雪は今年初めて。それを12月25日に見せてくれるんだからやっぱりちょっと神聖な日ではありますなあ。いくら一人身のボクでも純粋に景色に引き込まれるもの。しかも夜にライト達を浴びながら積もる雪ってのがこれまたなんとも言葉にならぬロマンティックなこと。見慣れた景色さえ神聖なものに感じさせてしまうのだから雪の演出力は凄い。雪が無かったらきっと冬という季節の魅力は半減もいいところだろうな。 さて、この盛りだくさんだった週末はというと。土曜日はバイトを3時ちょいで上がらせてもらって、夜のクリスマスコンサートに備えた。でも思っていたよりも時間があったので、タイマー録画しておいたサッカー天皇杯のガンバ大阪VSジュビロ磐田の試合を見る。とはいえフルに見れるほど時間はなかったので延長線だけ見た。そうしたらドラマが待っていた。退場者を出したとかで見始めた時から10人で戦っていたガンバイレブン(テン?)。しかも主力も6人欠いていて、そして相手はベストメンバーもちろん11人のジュビロ。圧倒的に守勢一方でひたすら引き分け狙いのように思えたガンバが延長で一瞬のチャンスを生かし、ジュビロゴールにVゴールを押し込んだ!これは嬉しかった。我が子のように。正直冷静に言って勝つのは厳しいと思っていたので尚更嬉しかった。こういうスポーツの嬉しい裏切られ方は更にスポーツを好きにする。ふふふ。思わず既に着替えていたコンサート用の礼服で叫んじゃったもの(笑)。 でも興奮覚めやらぬままコンサートに行く時間となり、車で町の文化センターへ。会場をセットしてから、リハーサル。最近はバイトも忙しかった事もあり、結局2回しかクリスマス用の練習には参加できなかった。それで半分は初対面の19曲を歌えというのはちと無理があるシンド。とはいえ、半分はサンタの格好でいることが決まったので(毎年一番若い人がやるというのがルールらしい)、それは格好でごまかせるし、ラッキーなのかしらん?なんて思っていた。 そうするうちに第一ステージが始まる。イエスキリストの誕生をたたえるキリスト教の曲達なのだが、なんともこれが曲数がある。確かに偉大な出来事だというのは分かるんだけど、なにもこんなに一杯曲を作らなくてもいいじゃーん、って感じなのだ。いや、それは神への冒とくにやんわり当たりそうなので、前言撤回(笑)。でもなんとか周りの人から歌いながら必死にコピーし、乗り切った。 そしてサンタに着替えて(サンタ着上下、ヒゲ、帽子、長靴、お菓子入りの袋、腹につめもの)第2ステージ。オープニングの♪あわてんぼうのサンタクロース♪の途中で登場。さすがに会場もどよめく。といっても100人程度のお客さんだけどね(笑)。 でも与えられた指示は「まあ適当に動き回って楽しんでね」という一言だったので、とりあえず鈴を持ってリズムを取りながら客席を歩きまわる。子供たちに色々話し掛けてみたけれど、なかなか冷たかった(笑)。抱きついてきたりするかと思って期待してたんだけどなあ(笑)。とはいえ、数曲をそんな調子で歌って歩き回ったら結構疲れてへろへろになった。ひげも口に入って変な感じだったし(笑)。ついでに打ち上げの席でももう一度サンタの格好でプレゼントを配ったりした。おばさま方には好評だった模様。 そして帰ってきたら期せずして取れたクリスマス休暇が始まった。日曜日は家族で親戚の家に行くので朝7時出発という早起きモードだったんだけど「どうせオヤジが運転するんだろう」と勝手に決め付けて夜更かしをしていた。でも流石に遅くなりすぎないようには寝たけどね。 しかし、おいらの予想はあっさりと裏切られた。「オマエ運転な」と朝一番でオヤジに命じられた。ぐげげ。しかも「庭から(車を)出すのがキライだからイヤだ」と逃げようと思ったら車はもう出してあった。もう逃げられず、オヤジの車のハンドルを握る。マニュアル車はキライなのになあ・・・。ぶつぶつ。でもまあ高速道路の運転はそんなに嫌いでもないので快調に都会へ車を走らせる。日曜の朝は交通量もいと少なく、快適ザウルスだった。 そしてそのまま神奈川県の藤野というパーキングエリアで朝食。ここにはモスバーガーが内蔵されている(?)ため、我が家の遠出時の朝食の定番スポットなのだ。おいらは朝8時過ぎと言う時間ではあるけれど、ちょっと眠気が残っていたので気合を入れてスパイシーチリドッグを注文。でも食べるのは久しぶりだったので実際食べたら思ったよりも辛くて胃にもたれた(笑)。 その小休止の後で一路おばあちゃんの入院している病院のある平塚を目指す。道は空いていて、快調快調。病院にて親戚(オヤジのお兄さん夫妻)と落ち合う。そしておばあちゃんの部屋に行ってしばしお話をして見舞った。妹シオリとおかあがちゃんとクリスマスプレゼントを用意していたのは流石。 その後で昼食をはさんで親戚周り。オヤジの出身地であるだけに親戚も何軒も有る。でもそのたびにお茶とお菓子とコーヒーが出てきて、それはおいしかったし嬉しかったのだけど、もともとモスで重くなっていたおいらの胃は更に重くなった。 最後の訪問を終えるとおいらは最寄の駅に下ろしてもらって大学時代の友人ハジメ(仮称)のところに向かった。「クリスマスが意味も無くヒマになっちゃったから遊んでくれー」「いいよ」というノリであっさり決まった訪問。しばし小田急線に揺られる。しかし車掌さんの声が小さすぎて乗り換え案内がよく分からなかった。とはいえ、小田急線には結構自信があるのであっさり行けたけど。 ヤツの住む最寄の駅で電話すると「あと30分ぐらいかかる」ということだったので吸い込まれるように駅前のパチンコ屋ヘ。そしたら2000円突っ込んだら当たった♪そして引き続いてもう一回。小銭が出来たかな?と思ったら予想以上にレートが高く、もうちょっと儲かった。 そしてハジメ(仮称)と落ち合って、「やっぱ都心出るか」という話になってとりあえず赤坂へ。「メシ食おうぜー」という話に「さっぱりしたもんがいいかな?」と答えたものの、狙ったソバ屋はあっさり閉まっていてとんこつラーメンになった。なかなかうまかったけど、結構イブの夜をラーメンでデートするアベックが多くてビックリしてムカついた(笑)。 でもラーメンをすすっていたら後輩トシくん(仮称)から電話がかかってきた。「今東京にいるんすかー?」との問いかけ。そう、東京近郊の大学時代のサークル関係の知り合いに「イブヒマ?メール」(仮称)を出しておいたのだ。トシくん(仮称)はその宛先の一人。早速遊ぶ約束をした。 ラーメンのつまった胃袋を従えた二人は地下鉄を乗り換えて千葉県まで乗り込み、トシくん(仮称)の寮に酒とつまみを買っておじゃました。 おいらも久々にかなりの上機嫌に出来上がるまでにシャンパンとワインを飲んでイブの特番を見ながらいろんなことを話した。興味の無い話は寝てたけど(笑)。でももともと話し好きの連中だから話は尽きなかった・・・ような気がする。 さすがに睡眠不足から2時ごろには一旦寝たけれど、1時間ぐらいしてハジメ(仮称)にたたき起こされた。「スキーTV始まるぞ!」と。そういえば、大学時代はみんなスキークラブのレーサーもどきだったのを忘れてた(笑)。 でもなかなか面白かった。面白ついでにかつての日本のエースの木村キミノブがなんと4位に入った。これもある意味笑ったけどね。こういう場所があってよかった。なかなか味わい深いイブであったよ。 そしてクリスマスは昼頃から体調不良のトシくん(仮称)の運転で都心へ出かける。とりあえずお台場を目指したけど、このトシくんは家系でクルマニア。相当運転もメチャメチャ上手いクレージードライブ野郎だ。首都高ブットビ。こういう運転は久しぶりに味わった。都会テイストといおうか。 クリスマスのお台場は頭にくるくらいカップルばかりだった。右を向いても左を向いても上も下も前も後ろもずらずらずらっとカップルばかり。気持ち悪くなるくらい(笑)。そんな中をがつがつと楽しみまわってやった(笑)。 そしておいらが新宿から帰るので新宿駅まで送ってもらった。そこでまたクレージードライブ炸裂。ドットコム。都心を車で走ったのはあまりない経験だった。ともかくそこは都会で、おいらは車では絶対来たくないなあと助手席で固く誓った(笑)。 そしたら、トシくんにおろしてもらったバスターミナルのところで、ちょうどいい高速バスがあったので早速チケットを取ってからちょっと時間をつぶし、ハジメに見送ってもらってバスに乗り込んだ。楽しい時間とバイバイの時。また会えるから感傷的にならなくてすむけど、結構切ない時間。ま、恥ずかしいから言わないけどね。 しかし、3時間かけて帰ってきた諏訪はチェーン規制。しかし高速バスの運ちゃんはさすがになれたもの。ザクザクとペースを落とす事も無く予定通りに到着。おいらは我が家のクリスマスのご馳走の残りを頂きながら、駆け足に幸せだった週末を振り返った。そしてパソコンをちょっとだけ開いたら思わぬ人からクリスマスカードが届いていて感激しちゃって、そして寝た。なかなかでしたわ。今年のクリスマス前後。 ◇◇◇◇◇TAKAGISHI◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 松井5億。まあそれは納得ですなあ。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇GEHIRA◇◇◇◇◇◇◇ |