8月3,4,5,9,10日の5日間、駒ヶ根市にある長野県看護大学で行われた南信地区英語教員
研修に参加しました。その概略と感想を書きます。
参加者は中高合わせて約50名、講師4名、ALT2−4名(日によって異なる)でした。最終日の一部
を除いて使用言語はすべて英語、という環境の中で、久しぶりに、ふだん蓄えている
Input を Output
する機会に恵まれ私は大満足でした。
前半3日間は、主に第二言語習得と TESOL(Teaching
English to Speakers of Other Languages)
についての最新の理論と技術についてのレクチャーとワークショップでした。中でも特に、TASK
と呼ばれる
授業中に行うコミュニケーションを促進させるための課題、に重点が置かれ、参加者が持ち寄った教材
を使って、これはタスクだ、これはちがう、などと盛んに議論しました。レクチャーの大部分は基本的な
ことで、大修館の「英語教育」に毎月目を通していれば、それほど難しい内容ではありませんでした。
しかし、広範囲の内容が効率よくオーガナイズされ、洗練されたものでした。講師も十分準備したものと
思いました。少人数に分かれての討論は、やはりほとんどの日本人の先生方は、言語学的にも心理学的
にも慣れていないので、積極的に発言するのは留学経験などがある限られた人ばかりになってしまい、
あまり議論が発展しませんでした。一つのアイデアとして、発言できる先生たちを満足させるために、
ALTを多く招く、というのはどうでしょうか。再契約者で、海外旅行などの時期を少しずらしてもらえば
可能だと思います。発言できない先生のためには、別の形式を考えるべきだと思いました。
講師の中では、塩川北海学園大学教授はかつて長野県で教員もやっていた先生なのですが、主任講師
として先頭に立ち、情熱的に研修を役立つものにしようと努力してくれました。個人的にも、私の、かなり
挑発的な質問に何度も冷静に答えてくれました。感謝しています。倉住修白百合女子大学講師の英語
スピーキングの力には圧倒されました。良い刺激になりました。本当にすごい人がいると感動しました。
後半2日間は、参加者による模擬授業。参加者が生徒役になるわけですが、様々なテクニックの研究、
と同時に、生徒の気持ちを理解するためにも役だった企画でした。
適度に緊張し、心地よく疲れた5日間でした。