オーストラリア・ホームステイ引率記 大久保純男
7月30日から8月12日まで、岡谷市国際交流協会主催の「中高生オーストラリアホームステイと英語学習」
プログラムの引率をさせていただきました。中学生10名高校生10名とともに本当に有意義な体験をする
ことができました。
1.事前学習
6月と7月に3回にわたる事前学習が岡谷市役所において行われました。主な内容は、ホームステイ先への
手紙を書くこと、制度や習慣の違いについてのレクチャー、緊急時の英語表現、などでした。私も Bell さん
という老夫婦のご家庭にステイすることになりました。
2.出発から到着まで
名古屋からシンガポール航空機のボーイング747でまずはシンガポールへ。空港で6時間待ち合わせシドニー
行きに乗り換えました。海外に出るのは4年ぶりだったのですが、まず驚いたのは747が昔のとは違って
エコノミーでも座席に液晶ディスプレイがついていてビデオを見たりゲームができるばかりではなく、何とクレジット
カードを使ってギャンブルまでできるのです!(但し、法律により日本発着便は禁止。従って今回はシンガポール
シドニー間のみ、また US$500 以上負けると自動的におしまい) また、空港で6時間もトランジットは退屈
と思っていたところ、チャンギ国際空港の大きいこと大きいこと。私はアメリカ、ヨーロッパの主要空港にいくつか
降り立った経験がありますが、それらより大きい感じで楽しい時を過ごしました。
さて、シンガポールからシドニーは私にとって、初の南半球への旅となったのです。
3.シドニーにて
シドニーでの研修は10日間。生徒は郊外の家庭に2人ずつ組になってホームステイしながら、電車あるいは
バスでダウンタウンにある Universal English College に通学し、午前中は英語の勉強、午後は市内観光、但し
週末はホストファミリーと過ごす、というのが基本的なスケジュールでした。私の大きな仕事に、迷子になった生徒
救出とステイ先でのトラブル解決の2つがありました。何件かありましたが、詳しく書けないのが残念です。
しかし、一つ言えることは、トラブルを経験した生徒は、教室では絶対学べない貴重な経験をしたということです。
また、このような時使った英語というのは忘れないものです。
市内観光で訪れたのは、有名なオペラハウス、ワンダーランド(遊園地+動物園)、必ずみんなコアラを抱いて
写真をとる、と思っていた私も同じだった!オーストラリアン・ミュージアム、ボンダイビーチ、シドニータワー、
クルージング、etc.また、一日だけ地元の高校(Killarney Heights High School)を訪れ交流しました。生徒たち
は本当に暖かく歓迎してもらい、私も特に日本語教育の事情を知ることができ役立ちました。車椅子の生徒が
自然にクラスにとけ込んでいるのもうれしくなりました。さて、私のホームステイした場所は、マンリーという高級
ヨットが浮かぶリゾートで、ハーバーの対岸にありました。景色も美しく最高でした。ロサンゼルスに留学していた
時、チャイナタウンの安いアパートに住みながら、サンタモニカのようなところに1週間でいいから住みたいと
思っていました。その夢がかなったのでした。マンリーからはフェリーでシドニーに通うという10日間でした。
(フェリーの中で飲む Bitterという銘柄のビールは最高!日本で買えるところはないでしょうか?)
4.シンガポール
帰りはシンガポールに2泊しました。ホテルはセントーサ島という小さな島にありました。バスでの市内見学
がほとんどでしたが、熱帯雨林とかインド人街とか屋台料理とかめったに経験できないことを経験しました。
よく写真で見る元祖マーライオンは意外に小さくて驚きました。
最後に、実はシンガポールに着いた日が独立記念日で、その晩のテレビでは特集で、日本の圧制下では
どうだったか、というような内容のものがあり、シンガポールがかつて日本の支配下にあったということを再認識
しました。次の日、バスの中で生徒にそういう話をしたのですが、みんな眠くて眠くて.....