−よし江のひとりごと(番外編)−「宇佐美・城山」保存の訴え−伊東市から全国に向けてアピール(第1段)− |
2001年 2月 5日掲載 |
2002年 6月23日更新 |
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以下のアピール文は、諏訪市の姉妹都市である、伊東市の市議会議員、森篤さん![]() 諏訪市でも以前に、諏訪大社に隣接する法華寺が、心ない人に放火され、貴重な文化財が焼失するという、悲しい事件があったように、文化財や、歴史的な遺産は、行政や、限られた少数の人の努力だけでは、守ることは難しく、市民の皆さん一人一人が、強い関心をもち、できる範囲で協力する、という姿勢が大切であると思います。 姉妹都市の市民として、多くの皆さんに以下の文を読んでいただいて、ご理解を示していただき、できれば協力していただきますよう、私からもお願いします。 |
「宇佐美・城山」保存の訴え |
■私たちのまち「宇佐美(静岡県伊東市)」に、中世の城跡(平城跡)が伝わっていることを、全国の皆さんはご存じでしょうか。宇佐美を流れる烏川(からすがわ)の河口付近、国道135号線沿いの小高い森に、「宇佐美氏」の居城と伝えられる、「宇佐美・城山」があります。 この城山は、全国の「宇佐美さん」の名字の発祥の地と言われ、古い時代、歴史にその名が登場し、今も各地で活躍する「宇佐美氏」の始祖、「宇佐美祐茂(うさみすけしげ)」が築いた城、と言われています。「城山」は、宇佐美小学校、中学校の校歌にもうたわれ、まさに歴史的、文化的遺産、と言うことができます。また、比較的市街地の近くに位置する「城山」の森は、このまちの風景の一つとして、親しみのあるおもむきを醸し出しています。 ■近年では、この城山に一高(第一高等学校:東京大学)の水泳部の寮がおかれ、数多くの選手が育っています。 ■こうした歴史を持つ「城山」は、現在では個人の所有になっています。個人所有であるが故に、大切な歴史的、文化的遺産を保存することは、そう簡単ではありません。多くのかたの理解と、地域の歴史的、文化的遺産を次代に伝えていこうとする、地域の皆さんや、縁(ゆかり)のある方々の、熱い思いがどうしても必要になってきます。 今「城山」では、開発の計画が進行中と言われています。 このまま開発が進めば、大切な歴史的、文化的遺産は消滅してしまう可能性があります。 ■今、私たちのまち「宇佐美」では、市民自身が中心になって、「宇佐美・城山」を守ろう、とする運動が始まっています。この運動では、所有者のかたや、関係者の理解を得つつ、城山を歴史的、文化的遺産として、長く次代に伝えていくため、歴史資料の発掘・顕彰や城山の取得・保全のための「基金の設立」を計画するなど、地域住民自身が、率先して行動し始めています。 全国の幅広い皆さん、縁(ゆかり)のある皆さん、関係者のご理解とご協力を、切にお願い申し上げる次第です。 |
「宇佐美・城山」守る会 会長 宇佐美区長 増田 穣 |
★連絡先 「宇佐美・城山」守る会 事務局 森 篤 ![]() 郵便番号414-0001 静岡県伊東市宇佐美403-2 Eメール moriatu@df6.so-net.ne.jp ![]() 電話・fax 0557-48-9534 または 宇佐美コミュニティセンター 電話 0557-47-3399 |
★「宇佐美・城山」守る会のWebサイトが開設されています。ぜひ、そちらもご覧ください。 「宇佐美・城山」守る会のWebサイトへ また、事務局の伊東市議会議員、森篤さん ![]() 伊東市議会議員、森篤さん ![]() |
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