−よし江のひとりごと−

議会はどのように変わるべきか

2005年 6月12日掲載

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 諏訪地方における、合併問題に終止符が打たれ、自立の道を選んだことにより、厳しい財政運営が予想されることから、諏訪市議会では、昨年12月に、議会改革検討委員会を発足させ、きめ細かく洗い直しをしています。
 確かに財政を切りつめることは、必要な一つの視点ではありますが、私は、いま一番必要なことは、市民に開かれた、分かりやすい議会にすることではないかと考えます。
 とりあえず、これまでに検討された内容を、検討中のものも含めて、簡単に紹介します。


※財政的な無駄を省き、簡素化するもの(決定)
 1.議長車の廃止(タクシーなどで代用)
 2.議会だよりのカラーページ廃止(全て2色刷に)
 3.視察研修のあり方と費用の削減
 4.姉妹都市交流のあり方と費用の削減           など


※議会の内容を分かりやすくするもの(検討中含む)
 1.代表質問方式をとり入れる(大きなテーマについて会派ごとに質疑する)
 2.一問一答方式をとり入れる(今までは回数制限がありました)
 3.予算審査、決算審査のあり方について          など


※市民に開かれた内容とするもの(検討中)
 1.ホームページの作成
 2.ケーブルテレビによる放映
 3.「市民参加条例」などによる市民参加のあり方について
 4.審議会への就任を見直し、市民参加枠を拡げる      など


※議員定数、報酬、政務調査費(検討中)
 報   酬:増やす(若い人でも議員になれるよう、充分な報酬を)
 減らす(生計を保つ職業との両立ができるような議員活動)
 政務調査費:現状(月額1万円)ではあまり必要ない
 この部分を増やし、今以上に見える形に(報告等の義務化)


 議員定数については、現在開会中の6月定例議会に、定数を15人にする条例改正案が、最大会派の「シンクすわ」を中心とする16名の議員によって提案され、審議中です。


私の考え方
 例えば、区長の権限・役割を強化して、地域課題などの市政の一端を担うような体制にするのなら、議員定数は大幅に削減しても良いと考えます。
 議員は職業ではなく、市民の代表として市政を運営しているのですから、本来、報酬は必要なく、議員活動に必要な充分な手当があれば良いと考えます。
 むしろ報酬は現状維持か削減し、政務調査費を増やすべきでしょう。
 生計を保つための金額は、各人の生活環境によって異なるので、そういう考え方では金額を一律に決めるのは無理だと考えます。むしろ、職業との両立が可能で、会社に勤めながらでも議員活動ができる、というような制度にした方が良いと考えます。


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