地方在住者に捧ぐ2005
東京晴海徹底講座


お得な切符編




都内の移動には結構費用がかかります。
普通に運賃、料金を払ってもいいですが
購入すれば小銭が要らないカードがあったり
さらに割引になるお得な乗車券などもあります。
もちろん利用には条件があるわけですが、
理解した上で上手に活用し得をしましょう。


まずはJR東日本の「Suica」です。
もうお馴染みかと思います。
JR東日本のSuica導入区間
東京モノレール、りんかい線で
使用できます。
特に割引はありませんが、使うと便利です。
こちらは私鉄各社で使える「パスネット」。
こちらもお馴染みですね。
これは東京都交通局発行のものです。
都営4路線の車輌が使われています。
自動改札に通して使います。
関東地区殆どの私鉄で使えます。
今回一番のお勧めがこちら、
都電、都バス、都営地下鉄の一日乗車券
一日乗り放題で700円です。
都営地下鉄、都バスを何度も利用するのには
とても便利です。
しかし地下鉄であっても
東京メトロ線では利用できません。

地下鉄では自動改札に通して、
都バスでは運転手さんに見せるだけです。
一日の行動をシミュレーションして
700円を超えるようなら購入しましょう。
「一日券」と書かれた駅の券売機、
都バス車内などで販売しています。
こちらは都バスのみの
一日乗車券、500円です。
上記より200円安くなりますが、
地下鉄も乗れる方が便利かなと思います。
都バスに一日3回乗れば元が取れます。
都バス車内で販売しています。
こちらは似たような内容ですが、
都営地下鉄と東京メトロ(旧営団地下鉄)の
共通一日乗車券です。
1日で1000円します。ちょっと高いです。
今回はあまり利用価値はないと思います。
こちらは今回下見2日目で使用した、
お台場有明ぐるりきっぷ(共通一日券)です。
ゆりかもめ、りんかい線、そして
水上バスのお台場方面航路が利用可能です。
最大の注意点ですが、
晴海桟橋行きには
利用出来ません。


900円とちょっと高目ですが、
お台場周辺の水上バスに乗って
ゆりかもめにも複数回乗って、という場合には
利用価値があると思います。
しかしこの夏には利用価値があるかどうか、
晴海に寄れないのが最大の難点。
それが出来れば利用価値はあるのだけど。
こちらはゆりかもめだけの一日乗車券です。
800円ですが、何度も利用しないと
元が取れません。正直割高だと思います。
上記のぐるりきっぷは100円の違いで
りんかい線にも乗れるので選択肢が広いです。
追加
都営地下鉄夏のワンデー・パスという切符が
7月、8月の週末のみ販売されます。
都営地下鉄一日乗り放題で500円
都バス1日券の地下鉄版と考えましょう。
バスには乗れませんが使い道はあります。
各種施設での割引などもあるようです。
詳細はこちら


いかがでしょうか。
今回の一押しは、

都営一日乗車券です。
都営地下鉄とは、
都営浅草線
都営三田線
都営新宿線

都営大江戸線

の4路線を指します。
他に、都電荒川線も利用できます。
今回の最寄は都営大江戸線勝どき駅ですので
とても都合が良いですし、
都営バスにも乗り放題というのは非常に便利です。
下の表は都営一日乗車券で利用できる
鉄道、バスの一覧(都内限定)です。
利用できる   利用できない
  都営地下鉄

大江戸線
浅草線
三田線
新宿線






東京メトロ

銀座線
丸ノ内線
日比谷線
東西線
千代田線
有楽町線
半蔵門線
南北線
都営バス
リムジンバス
観光バス
高速バス
都電荒川線



JR線
りんかい線
東京モノレール
私鉄各社
ゆりかもめ

という事で、都営一日券を使った
シミュレーションをしてみましょう。
2日間参加で2泊を想定してみました。

初日向き
汐留宿泊でグッズを先に買いに行く編       
東京駅を経て新橋駅に着く JR
(都区内行きなら乗車券はそのまま)
汐留のホテルに到着、
荷物を預けて汐留駅
徒歩
汐留駅から大江戸線で勝どき駅 都営地下鉄 170円
都バス「都05」で晴海埠頭へ 都バス 200円
会場に着く、グッズ購入
荷物重いので都バス「都05」で戻る 都バス 200円
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルチェックイン 徒歩
汐留駅から大江戸線で勝どき駅へ 都営地下鉄 170円
疲れたので都バス「都05」で会場へ 都バス 200円
夏イベ参加
さすがに帰りは歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 680円
都バス  600円
合計   1280円
580円お得

東京→バスで会場→ホテル戻り編
東京駅に着く
都バス「都05」で晴海埠頭へ 都バス 200円
会場に着く、グッズ購入
荷物重いので都バス「都05」で戻る 都バス 200円
勝どき駅から大江戸線で汐留駅 都営地下鉄 170円
ホテルチェックイン
汐留駅から大江戸線で勝どき駅へ 都営地下鉄 170円
会場まで歩く 徒歩
夏イベ参加
帰りも歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ  都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 510円
都バス  400円
合計   910円
210円お得

極々普通に参加するよ編                    
東京駅を経て新橋駅に着く JR
(都区内行きなら乗車券はそのまま)
ホテルチェックイン
汐留駅から大江戸線で月島駅 都営地下鉄 170円
もんじゃを食べる
都バス「東12」で晴海埠頭へ 都バス 200円
夏イベ参加
帰りは歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 340円
都バス  200円
合計   540円
160円の損

最終日向き
お台場観光で都バス乗りまくり編           
汐留駅から大江戸線で大門駅 都営地下鉄 170円          
都バス「虹01」でお台場へ 都バス 200円
伝説の13号埋立地&お台場観光 徒歩
都バス「虹01」でビッグサイトへ
(バス乗換のため)
都バス 200円
都バス「東16」で月島へ 都バス 200円
もんじゃを食べる
都バス「東12」で晴海埠頭へ 都バス 200円
夏イベ参加
帰りは歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 340円
都バス  800円
合計   1140円
440円お得

都営地下鉄4路線制覇編
汐留駅から大江戸線、浅草線、
三田線と乗り継いで白金台駅へ
都営地下鉄 210円
三人の母校
明治学院白金キャンパス見学
徒歩
高輪台駅から浅草線で人形町駅へ  都営地下鉄 210円          
坂崎さんゆかりの地
甘酒横丁から浜町公園を散策
徒歩
浜町駅から新宿線、大江戸線と
乗りついで月島駅
都営地下鉄 170円
もんじゃを食べる
都バス「東12」で晴海埠頭へ 都バス 200円
夏イベ参加
帰りは歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 760円
都バス  200円
合計   960円
260円お得

都営地下鉄4路線&お台場乗りまくり編
汐留駅から大江戸線、新宿線と
乗りついで浜町駅
都営地下鉄 210円
坂崎さんゆかりの地
浜町公園から甘酒横丁を散策
徒歩
人形町駅から浅草線で高輪台駅 都営地下鉄 210円           
三人の母校
明治学院白金キャンパス見学
徒歩
白金台駅から三田線、浅草線と
乗りついで大門駅
都営地下鉄 210円
都バス「虹01」でお台場へ 都バス 200円
伝説の13号埋立地&お台場観光 徒歩
都バス「海01」で豊洲へ 都バス 200円
都バス「錦13甲」で晴海埠頭へ 都バス 200円
夏イベ参加
帰りは歩く 徒歩
勝どき駅から大江戸線で汐留駅へ 都営地下鉄 170円
ホテルまで帰る 徒歩
合計 都営地下鉄 800円
都バス  600円
合計   1400円
700円お得

いかがでしょうか。
かなり使えるという事が解っていただけると思います。
利用方法によっては損しますが、
使い勝手がいいので多少損する程度だったら
割り切って利用してもいいかもしれません。
もちろん、他の交通機関を挟んでもいいですし、
上手に賢く利用しましょう。

今回晴海から一番近いと思われる
新橋汐留地域でもこれだけ使えますから
さらに遠い場所に宿泊の場合には
もっとお得な利用が出来るかもしれません。
活用法、これより他のアイデアありましたら
是非お知らせください。

終電前に日付をまたいでしまった場合、
使えるのかどうかは調査しておりませんので
ご了承ください。

東京都交通局
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