れーちゃんの「色紙」
秋深し 軒端にのこる 柿ふたつ
山ぼうし 心に残る 人のあり
草ぶどう 宝石よりも美しく
この指(て)につけてみようかな
何年も前ですが、田んぼの水管理をしている私に、近くの方が、短歌を詠んで届けて下さいました。
とっても大切にしています。90歳を過ぎておられますが、心に響く歌を詠まれるおじいちゃんで、今もお元気です。青りんごの樹さんでの作品展をお嫁さんや、娘さんと見に来て下さいました。感激でした。
れーちゃんのお宝コーナー
一夜さに 棚に口あく あけびかな
水仙を生けしや
葉先の枯るるまで
久かたの光のどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ
花の色は うつりにけりな いたづらに
我が身世にふる ながめせしまに
宵月を 蛍袋の花で指す
吹かれつつ 待宵草は開くかな
菜の花や 月は東に日は西に
宵月を 蛍袋の花で指す
れ
香り聞き 思い出すのは ゆずの里
平成20年