書 名 | 新口語訳ベオウルフ |
サブジャンル | 中世文学 |
コメント | 8世紀中ごろの英雄詩の口語訳。覚悟はしていたものの、やはり読みづらい。ま、それでも一度は読んどいたほうがええでしょう。 |
無責任評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
書 名 | 告げ口心臓〜E・A・ポオの生涯と作品〜 |
サブジャンル | 文芸評論 |
コメント | 無味乾燥な一般的文芸書とは一線を画するポオの伝記、評論。 しかし天才にはありがちやけど、このポオもええかげんむちゃする人やね。 人格破綻者と呼ばれるくらいでないと、後世に残るような作品を生みだせんのかな。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
書 名 | ヴィンター家の兄弟 |
サブジャンル | 大河小説 |
コメント | 二つの世界大戦を含む激動のドイツ半世紀を、運命に翻弄された兄弟を中心に描く年代記。 デイトンのエスピオナージュの集大成でもあるバーナード・サムソン・シリーズの背景ともなっている。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★★☆ |
書 名 | グッバイ、ミッキー・マウス(上・下) |
サブジャンル | 戦争文学 |
コメント | 「爆撃機」と対をなす、デイトンの第二次世界大戦物。登場人物ごとの多視点で描き出される英国駐留の米戦闘機大隊の物語。 淡々とした非日常、ラストの盛り上がりとエピローグは感動の余韻を残す。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★★☆ |
書 名 | 宣戦布告 |
サブジャンル | 戦争文学 |
コメント | スパイ小説の詩人デイトンによる、戦争にまつわる短編を集めた作品集。 ポエニ戦役からベトナムまで、デイトンの博識とセンスの良さが光る。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★☆☆ |
書 名 | メナムの残照 |
サブジャンル | タイ文学 |
コメント | 邦訳は珍しいタイ文学のベストセラー小説。ほとんどタイトル買いですけど内容は昼メロ。 |
無責任評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
書 名 | フロベールの鸚鵡 |
ジャンル | 文芸評論・小説 |
コメント | 文芸評論という枠組みを無意味なものにしてしまう作者の手腕に驚嘆。 フロベールを知らずとも十分楽しめる「小説」として完成している。ナイス! |
無責任評価 | ★★★★★★★★★☆ |
書 名 | マクリーンの川 |
サブジャンル | アメリカ文学 |
コメント | 「リバー・ランズ・スルー・イット」の原作。読み終えた後の静かな余韻にやられました。 座右の書に仲間入りです。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★★★ |
書 名 | マクリーンの森 |
サブジャンル | アメリカ文学 |
コメント | 「マクリーンの川」とあわせて一冊の中に収められた残り半分。 素晴らしいです。訳者が評するところのアメリカの愛すべき「小さな古典」、言い得て妙です。 |
無責任評価 | ★★★★★★★★★☆ |
書 名 | アーサー王の死 |
サブジャンル | 中世文学 |
コメント | たまにはこんなのもいいもんです。サー・トーマス・マロリーって 結構なワルでこの作品も獄中で書かれた物やゆうのは知りませんでした。 |
無責任評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
書 名 | ジャック・ロンドン自伝的物語 |
サブジャンル | アメリカ文学 |
コメント | 動物というフィルターを通さないジャック・ロンドン、という触れ込みだが、 前世紀的表現のまわりくどさにしんどい思いも。私はフィルター通したほうが好みかな。 |
無責任評価 | ★★★★★★☆☆☆☆ |