光照射装置

小型光照射装置

 酸化チタンは380nmの紫外線に近い部分の光を吸収するため、光触媒の効果を早く見るには、太陽光や普通の蛍光灯では不十分である。 そこで、310から400nmの光を放出するブラックライト蛍光ランプを光源に用いて光触媒の実験をした。
 実験当初は天井から長い蛍光灯ソケットを吊し、その下に反応材料をおいてシーツをかぶせて紫外光を直視しないようにした簡単な実験装置だったが、実験の度に取り外したり、紫外線が漏れたりして大変なため、小型光照射装置を製作した。

 【製作した小型光照射装置】 

 ホームセンターで購入したプラスチック容器(38×23×14cm)に10W蛍光灯装置2台を取り付け、紫外線が漏れないようにアルミキッチンシートを内部に貼り付けた。また、実験対象の窒素酸化物は気体なので漏れないように縁をスポンジテープでめばりした。実験は、このプラスチック容器の底に反応材料をおき、ふたをして一定時間紫外線を照射した。

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