@ カーボンブラック1gをはかり、ナス型フラスコに入れてエタノール30mlを入れた。塩化白金酸0.2gをはかり蒸留水30mlの中にとかしてナス型フラスコに入れた。カーボンブラックを扱うときは、吸い込まないようにマスクを着用した。
A マントルヒーターでナス型フラスコを加熱して、1時間30分還流した。
B Aで反応させた溶液をろ過した。この時、ろ液は無色になったことから反応が完了したことが分かる。最後に蒸留水で洗った。
C ろ過されたカーボンブラック触媒を1日乾燥させた。これで白金担持触媒が完成。
電極の効率を上げるためには、触媒を細かくして有効反応面積を増やすことが考えられる。そこで、活性炭より粒子が細かいカーボンブラックに白金を担持させた触媒を調整した。
カーボンブラックと塩化白金酸の割合は、以前の実験で炭素に対して5%以上の白金があれば同じ起電力が得られたことから決めた。