フォーマット形式


MIDIのフォーマット形式にはいくつかの形式があります。


1.GM(GM1)
GMとは、音源のMIDI機能の仕様を、日本のMIDI規格協議会と
アメリカのMMAによって合意された推奨規定です。
GMに合致した音源やミュージックデータにはGMマークが付いていて、
GMマークの付いたミュージックデータは、GMマーク付きの音源であればほぼ同じ演奏が出来ます。
現在では、GM1と表示されている物もあります。
 
2.GS
GSとは、Roland社が提唱する標準音源のフォーマットで、
GMにも適合しています。
GSは、さらにGMの標準音源仕様に加え、ローランド独自の音色、エディットやエフェクト(リバーブやコーラス)に関する仕様、
MIDIに対する音源の反応の仕方などが定められています。
GS音源には、GSマークがついていますので、
GS音源を備えた機器であれば、GSミュージックデータを
同じように再生することが出来ます。
 
3.XG
XGとは、YAMAHA社が提唱する標準音源のフォーマットで、
GMにも適合しています。
XGは、さらにGMの標準音源仕様に加え、ヤマハ独自の音色、エディットやエフェクト(リバーブやコーラス)に関する仕様、
MIDIに対する音源の反応の仕方などが定められています。
XG音源には、XGマークがついていますので、
XG音源を備えた機器であれば、XGミュージックデータを
同じように再生することが出来ます。
 
4.GM2
GM2とは、GM1では規定されていなかった音色のエディットや
エフェクトなどの動作使用を細かく規定したり、
音色を拡張することによって、より高度な演奏と互換性を実現させるために決まられた推奨規定です。
GM2はGM1の上位互換なので、GMマークの付いたミュージックデータも正しく演奏できます。

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