09.3.10 全国一斉発売開始

「平和的生存権と生存権が繋がる日 イラク違憲判決から」

196頁 合同出版 1500円+税   毛利正道 著    

池田香代子さん 特別寄稿

                          も く じ

 

はじめに

 

第1部 どう生かす 画期的なイラク派兵違憲判決と平和的生存権

 ■怒り心頭 原告になる 10

 ■グランド0からの出発 13

 ■ついにイラクから自衛隊撤退 現実を動かした判決 16

 ■「国民審査で竹内行夫にバッテンを」 18

 ■高裁の派兵違憲判決の特徴 19

 ■闇の中のあかり 「泥沼の戦争状態」と認定させた力 22

 ■なぜ民間人がこんなに殺されるのか 26

 ■政府見解を使って「武力行使しており、憲法違反」 28

 ■政府が「後方支援」を軽視するわけ 29

 ■イラクにとどまらない判決の影響力 31

 ■平和的生存権にいのちを与えた 33

 ■平和的生存権をどう使うか 36

 ■「現時点において」「未だ」に込められた意味 41

 ■「間接民主制」論を論破 44

 ■司法消極主義を打ち破った 45

 ■「傍論」ではありえない 46

 ■原告・弁護団みんなで迫った法廷 48

 ■インド洋給油も恒久派兵法も違憲 51

 ■「職をかけた判決」 53

 [コラム]2つの基底的権利 プリンスホテル、そして平和的生存権 54

 

第2部 「イラク法廷」での私の陳述

 【名古屋地方裁判所にて】

 第1回陳述 裁判官として「根深い侵略主義」からどう決別すべきか 58

 第1回陳述書 添付書面「根深い侵略主義」とどう決別するか 74

 第2回陳述 米兵によるイラク少女強姦殺人焼却事件を問う 89

 第3回陳述 イラク帰還自衛官6名自殺から、戦時と日常における「人殺し」の相克を見る 96

 【名古屋高等裁判所にて】

 第4回陳述 自衛官の生命を海外で奪うことは決してあってはならない 108

 

第3部 「毎日が平和」の世を築く

 ■戦時と平時のつながり 120

 ■「自殺が市民権を得た時代」 121

 ■大きく減った犯罪による死者 123

 ■アメリカの自殺者と犯罪による死者 123

 ■共同の力で生存権保障システムを 125

 ■平和的生存権と生存権とがつながる日をめざして 128

 [コラム]傷害罪・殺人罪にも問われるべき労働現場 132

 

第4部 おどろきのフィンランド―ルールあるつながりあい社会をここ日本でも

 ■2008年9月のフィンランド訪問 136

 ■フィンランドの特徴 136

 ■子どもの世界で 137

 ■大人の世界で 139

 ■保育園 139

 ■ヘルシンキの基礎学校 141

 ■ヘルシンキ市 アンナの家(芸術普及施設) 143

 ■エスポー市 児童館 144

 ■著者ら訪問団と高校生との交流会 145

 ■国家教育委員会 147

 ■社会と労働・雇用状況 148

 ■高齢者施策(エスポー市担当者より) 151

 ■エスポー市立高齢者グループホーム「タピオラ・カルチャー・ハウス」 152

 ■フィンランドメンタルヘルス協会 153

 ■研究者トイヤ・ビハバイネン氏との懇談 155

 ■日本にないシステム 158

 ■フィンランドにおける戦争と平和 159

 ■憲法9条を世界に広げるとは 160

 ■競争から共同へ 161

 ■「ザ・フィンランド・システム」について 162

 ■消費税22%の税制―高福祉高負担についての国民の受けとめ 164

 ■ルールある資本主義―政治はここまで変えられる 164

 ■日本の変革にどう生かすか 166

 

第5部 今こそ、市場原理・戦争政策への国民からの対案を

 ■国民からの対案その1 東北アジアに平和の共同体を! 170

 ■国民からの対案その2 安心感ある「ルールあるつながりあい社会」を! 172

 

本書に寄せて 池田香代子(翻訳家・世界平和アピール七人委員会メンバー) 176

 

[巻末資料] 自衛隊のイラク派兵差止等請求控訴事件判決文