諏訪大社(下社)月の行事
八月一日 = 遷 座 祭 (お舟祭)


春と秋の遷座祭は、諏訪大社下社の四大祭の内でも重要なお祭りで

両神は、(春宮)里に下って、農耕の神として五穀豊穣・開墾・養蚕・機織り 

等の指導に尽されたが、実りの秋を迎え(秋宮)に戻られ、

狩猟の神・武運・風水その他諸々を司る神として

民草を守って来られた。

古代 諏訪湖は神社近くまで水面に覆われていたので、柴(木の枝等)で舟を

作り渡御された が、湖面縮小 陸地拡大に伴い柴舟は人力により

供奉人の肩に担がれて遷座されていたが、その後橇に

乗せられ、現在の方式に変わったと言われる。

時代により、甲斐武田・諏訪藩等の信仰を受け庇護された上、神社運営

経費分担は信濃の国全土に及んでいたが武家社会衰退により

次第に廃れて、現在は諏訪郡市六市町村の氏子や

特殊寄付・観光収入などで支えられている。

春宮を出発した お舟
社殿内では、遷座の儀が行われる中 お舟曳航の準備もちゃくちゃくと進められている。
沿道の氏子が賽銭を投げ入れる大御正台(オオミショウダイ)
供奉の人たちによる神輿行列
 後方 肩で担がれた神輿にご神体が乗っている。
お小遣いを握りしめ、子供の楽しみは露店の出店
仲間と はぐれたか?
一生懸命 ガンバッテル
お舟の上では、ここは難所だオネガイダ~
お舟に乗った神様の形代 上が ジジ 下が ババ
お舟 も時々休憩。 警備 も 観客も。ソレニシテモ暑いな~
お舟の後から  清掃班  引き綱の藁屑やら 橇の摺り屑も。  ご苦労様です。
夕暮れ近く、秋宮境内に入る。年によっては、七時・八時なんて時もある
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