※シロバナエンレイソウ(左)とヒトリシズカの群落(クリックで拡大)

 もうナタネ梅雨とは言わず、梅雨のはしりなのだという。言霊の賑わうお国がら、微妙な季節の変化もたくみに表現する言葉がそこにある。
 小雨のなかコウモリ片手に、小屋の森を散策する。
 100株はあるシロバナエンレイソウがいっせいに花をつけている。
 西向き斜面を白く染め上げているのは、ヒトリシズカ(一人静)の大群落である。数本のグループを作って咲くのが普通だが、林床全体を埋め尽くすように群れ咲く光景は、今年始めて目にした。
 

2011年5月11(水)

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惜桜小屋絵日記