※クリックで拡大

 つゆの森に流れる霧は薄墨のように淡い。
 地上で与えられた命はたかだか二週間、生き急ぐ(?)エゾハルゼミの大合唱の前に、森一番の歌い手クロツグミさえ沈黙している。
 ポンポン ポンポンポンポン
時おり遠く聞こえるツツドリの、のどかな鳴き声が心地よい。
 

2010年6月19日(土)

戻る

惜桜小屋絵日記