ベニバナヤマシャクヤク1株が今年も小屋の森で開花した。うす紅色の花弁につゆを宿した立ち姿は、ハッとするほど清々しい。
それにしても、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧U類、長野県指定希少動植物T類に指定され、全国的に絶滅の危機にある野草がなぜこの小さな森に育つのか不思議である。
これまで3箇所6株(開花3株)を確認しているが、残っているのは数年前 鉢に移したこの1株だけ。毎年採取した10数粒の実をばら撒き、新たな発芽を楽しみにしている。
ふもとの土手に咲いたアヤメはつゆ空がよく似合う。
2010年6月15日(火)
戻る
惜桜小屋絵日記
※クリックで拡大