癒し系の夏鳥カッコウが、我が家のサワラの木にやってきたのは初めてのこと。二階デッキ越しに見る目の前の細い横枝に、スリムなからだを預け、二声、三声のどかに歌って、せわしなげに飛び去った。
 このあたりを縄張りとするモズ夫婦にでも、ちゃっかり子育てを頼むつもりなのか、しばらく前からこの界隈を離れず、日がな一日カッコウ、カッコウ、カッコウと鳴き暮らしている。

2010年6月5日(土)

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惜桜小屋絵日記


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