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 アオダイショウとスズメバチの死闘。自然の世界は弱肉強食、自然淘汰、食物連鎖が摂理とされるけれど、体長が優に1mを超えるアオダイショウを襲う獰猛なスズメバチの群れ―の不思議(!?)。
 実は、林床に横たわるアオダイショウはすでに死んでいる。
 死因は分からないけれど、死後それほど経っていないためか、ほとんど傷みもなく、まるで生きているかのよう。お腹の中ほどが大きく膨らんでいるのは、好物のノネズミでも飲込んだのだろうか。
 死臭をかぎつけて集まったスズメバチは全身にざっと十数匹。いま静かに解体ショウが始まろうとしている。

2009年9月20日(日)

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惜桜小屋絵日記