稜線を行く小屋の森の散策路は、日没近い太陽がほぼ横から差し込んでくる。ピューとニホンジカの発する鋭い鳴き声は、少し離れた尾根の向こうだから、私の存在が警戒の対象となったとは思われない。
シカの気配を楽しみながら山を下ると、もう夕闇が迫っていた。
2009年9月13日(日)
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惜桜小屋絵日記