オニヤンマが羽化している小川の流れる環境。
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 「オニヤンマの羽化が始まったよ」、ご近所さんに声をかけられ、カメラを手に飛び出した。早朝6時というのに、梅雨明けの日差しはすでに真夏の厳しさがある。自宅駐車場脇のアジサイにしっかり足場を確保したヤゴからすでに全身を現し、翅が乾くのをじっと待っている。
 ヤゴは、夏草が生い茂る土手と、舗装道路に挟まれた小川から、昨夜上陸し、夜明け前から羽化を始めていたらしい。
 ヤゴの抜け殻を毎日数えているご近所さんの話だと、羽化はもう1週間も前から始まって、すでに6匹目になるという。

2009年7月15日(水)

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惜桜小屋絵日記