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2009年5月18日(月)

 デッキにいる目の前をスイーと音もなく、ツバメのような鳥影が走った。真っ直ぐ向ってきたときには、刺し貫かれそうなその勢いにたじろいだ。雨池に水を飲みにきたオオルリの、目の覚めるような舞い姿である。
先ほどまでカラマツの梢で鳴きどおしだったからノドも乾いたろう。
 2ヶ所あるチゴユリの群生地が、見ごろとなった。
小屋の森に向うふもとの草地にオスキジが姿を見せた。
 繁殖期の真っ赤な鶏冠(とさか)が、近くで見ると一層印象深い。軽トラのすぐそばを急ぐふうもなく、かき分けるように草むらに消えた。

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惜桜小屋絵日記


上は雨池に水を飲みにきたオオルリ、下はチゴユリとキジ(雄)