ベランダから見下ろす畑の花桃に止まり、互いに見つめあうのは、子育ての準備に入ったキジバト夫婦である。
 サワラの陰でベランダに寄り添う【写真下】ときもあるけれど、ささやくでも、いちゃつくでもなく、いたってもの静かである。
 キジバトのひなは親鳥が分泌するミルクを餌とし、親鳥の食物さえあれば子育てできるので、春を待たず早々恋の季節を迎えている。
 

戻る

惜桜小屋絵日記

2009年2月5日(木)


※写真はクリックで拡大