小屋の森のふもとに残る柿の木に、数十羽のツグミが群れ、熟柿をついばんでいた。甘くみずみずしい実は、大層なごちそうに違いない。
このあたり、農作物を荒らし人や家畜に危害を加えるクマやサルの消息を、近頃ほとんど聞かない平和な里山。よそでは取り残された柿の実が、これら野生動物といさかいを引き起こすもとになっているケースも多いだけに、その心配をしなくて良いのはうれしい。
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惜桜小屋絵日記
2009年1月7日(水)