雲厚く山峡に寒気滞る。寒暖計は5℃をを指している。
 
吹きっさらしだけれど、ともかく屋根はあるデッキに、簡易薪ストーブを置いて、シーズン初焚きを行った。
 木々のもみじを渡る黄色い微風に乗って淡い白煙が流れる。
 これから厳冬期を過ぎる早春まで、訪れるとすれば風のない穏やかな日和だけだから、これで十分「暖」はとれる。
 ただ、今年は小屋から頂上へ、けものみちをたどる「しし街道」を見つけ、このトレッキングをボケ防止の日課としている。ここをベースに寒中の林間散歩を楽しむ日も多くなりそう。
 

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惜桜小屋日記

2008年11月9日(日)