紙の箱に山盛りになったコナラの枯葉は、小屋の住人のひとりヒメネズミの巣です。もの入れの棚に置いた、クギの箱に落葉を運び込み、ちゃっかりマイホームに仕立てている。探し物をしていて、つい外へ引っ張り出してしまったけれど、 家人は外出したか危険を察知して避難したか、ともかく留守のようなので、すぐ元の場所に戻しておいた。
  体長6.5cm〜10pと小柄な森林性のネズミで、木上りが得意なので、 これまでも引き出しや本棚、ゴミカゴ、天井等々「こんなところに」とビックリする、いたるところに枯葉の巣を作っている。
 毛並みもよく可愛らしいので、ネズミ一般に持つ嫌悪感はいっさいない。むしろ同居人としての親しみを感じている。
 

 

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惜桜小屋日記

2008年10月27日(月)