先月全通した信越トレイルを一度は歩いてみたいと思っていたがその機会が意外に早く訪れた。長野・新潟県境に連なる関田(せきだ)山脈を、斑尾山から天水山まで尾根上で結ぶ、総延長80kmのロングトレイルである。
 そのうちブナの森で知られる鍋倉山(飯山市、標高1289m)近辺およそ3kmのトレイルコースと、巨木の谷のトレッキングを楽しんだ。
 快晴、風もなく穏やかな行楽日和。落ち着いた色調のブナ紅葉(もみじ)が、澄み渡った青空に映える。中高年のグループや家族連れが大勢訪れていた。

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惜桜小屋日記

2008年10月18日(土)


ブナの木漏れ日はやわらかく、降りつもった落葉は足元にやさしい

見ごろとなった鍋倉山のブナの紅葉。頂上を信越トレイルが通る

巨木の谷の森太郎は鍋倉山最大のブナ。推定樹齢500年〜600年。風雪に耐えた姿に風格が漂う

ところどころにトレイルの道標が

ブナのトンネルをトレイルが走る

見上げればときめくようなブナ紅葉

展望が開いて山並みが見える

足下に開けた牧場はもう新潟