秋雨けむる小屋に咲くアザミとキバナアキギリは、移ろう季節の名残り花である。11月上旬並みという季節はずれの寒気に襲われながら、夏の賑わいの去った森にささやかな彩りを添えている。
 冷たく濡れたデッキに散る、まだ色づき始めたばかりの落葉には、少し散り急いだかな(!?)といったとまどいも感じられる。
 小屋の森にゆく川沿いの道を1羽のカルガモが散歩していた。

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惜桜小屋日記

2008年9月29日(月)


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