10月には南(フィリピン等)に渡ってゆく夏鳥。いわゆるシラサギの仲間でコサギより小さくダイサギより小さいのでチュウサギ
惜桜小屋日記
2008年9月10日(水)
近くを流れる新川にチュウサギとアオサギが姿を見せている。
優雅な舞いに似合わず、獲物をねらう目はおせじにも愛らしいとは言いがたい。望遠で引き寄せた表情は、ゾクッとするほどの目力(めじから)の持ち主。
その爬虫類を思わせる目と鋭いクチバシは、太古の翼竜をも連想させる。
小魚やカエル、昆虫を捕食する水辺の名ハンターの所作は見ていてあきない。
全長およそ90センチもあり日本のサギ類で最も大きい。季節により少し移動することもある漂鳥。