近くの舟渡山公園のアジサイ祭りを控え、50数人のボランティアに混じり、梅雨の晴れ間の炎天下、草刈りや遊歩道整備にたっぷり汗を流した【写真右上】。
「午後は涼しい場所に案内してやる」という誘いに乗り、トレッキング愛好の熟年仲間4人で、八ヶ岳山麓奥蓼科の秘境、醤油樽(しょうゆだる)の滝を訪れた。
オーレン小屋に向う林道に車を置き、クサリ場や粗末な丸太橋に肝を冷やしながら、渓流沿いに拓いた登山道を30分ほど上り詰めたところにある瀑布は、ひんやりした空気がたちこめ、汗が一気に引いていく。登山道にはゴゼンタチバナ、オサバグサ、イワカガミ等々、亜高山帯の花々が次々登場し目を楽しませてくれる。岩盤をすべるように流れる渓流の脇に群落をつくるクリンソウは、ちようど見ごろを迎え涼感あふれる渓谷美を見せていた。
惜桜小屋日記
2008年6月28日(土)
下段写真左よりゴゼンタチバナ、イワカガミ、ツマトリソウ、カラマツソウ。上はクリンソウ