あたかも夏至(げし)に標準を合せたかのように、小屋の森に1本だけあるバイカウツギ(梅花空木)が見ごろとなった。 日当たりの悪い林道沿いにあって、ツボミも米粒ほどに小さかったので、今年もまた小ぶりで花つきもまばらかなとあきらめていたら、数年ぶり梅に似た感じのおおらかな花をいっぱいつけ、しっとり咲いている。
二十四節気の夏至は、太陽が最も近くにあって、昼が最も長く夜が最も短い日だけれど、梅雨さなかの日照も極めて少ない時期だけに、これから徐々に大気が暖められ日照時間もぐ〜んと増える梅雨明けを待って夏本番となる。
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惜桜小屋日記
2008年6月21日(土)