久しぶりつゆ空の戻った諏訪湖西山の森に、コアジサイ(小紫陽花)が淡青紫色の花をつけ始め、あたりに甘い香りを漂わせている。自生する数百株が林道の片斜面を覆う景観は心洗われるすがすがしさがあり、つゆ空のうっとうしさを吹き飛ばしてくれる。
 デジカメを向けていると、数メートル先の林道に1頭のニホンジカが現れ、コアジサイの群落を漕ぐように林に消えた。遠くツツドリがポンポン ポンポンとのどかに鳴いている。

 

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惜桜小屋日記

2008年6月19日(木)