ふもとの野道を歩いた。
 梅雨空に咲くアヤメは、昔日の野の風情を紫の花弁に漂わせ、なんとなく懐かしい。
幾何学的な形といい透き通るような色合いといい輝くように美しいのが、今頃のアカツメクサである。雑草代表(?)にはとても見えない気品がある。
 アヤメもアカツメクサも、梅雨の湿潤な空気がよく似合う。
 

 

 

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惜桜小屋日記

2008年6月8日(日)


 コアジサイの様子を見に山道を巡ったついでに、ベニバナイチヤクソウの群落を覗いたら、ギンランが1株咲いていた。ベニバナイチヤクソウの見ごろはもう終わりに近い。
 コアジサイはぎっしりツボミを持っているけれど、開花はまだ1週間ほど先になりそう。