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惜桜小屋日記
2008年3月2日(日)
そうは言っても弥生3月、明るい日差しに誘われ友だちとふたり、ひなびた山里を散策した。
かたわらの林内は、大方まだ深い雪に覆われているけれど、日当たりの良い斜面は、落葉の積もる山肌がすぐそこの春を感じさせる。
枯れ葉を押しのけ顔を出した黄金色のフクジュソウは、光の春を謳歌しているよう。林をわたるエナガの群れのグチュグチュ交わすおしゃべりもどことなく弾んでいる。
青空を背に猛禽類のノスリが、同じところを行ったり来たり、子育ての準備でも始めたのか。どれもこれもが春の息吹に溢れている。