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惜桜小屋日記

2007年10月17日(水)


 マツタケは9月の高温障害による不作が伝えられるが、ここへきて僅か出来始め、大凶作だけは免れそうなのが嬉しい。
 その貴重なマツタケが、1日に70本もニホンジカに食べられてしまう悲劇が、実際におこっている【写真】。
 この松茸山では今年、シカ食害対策のネットを、シロの周囲延長2km余にわたって張り巡らしたけれど、そのネットの外に出来たマツタケが餌食になった。
 1本平均3,000円として、損害はたちまち××万円というから、採取権者の長嘆息が聞こえてきそう。
 人と動物の共生の道は、はるかに遠い。