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惜桜小屋日記

2007年9月17日(月)


 高温傷害でキノコの発生が遅れている。マツタケどころか、ジコボウや毒キノコの姿を見るのもマレという。
 カラスタケは松茸山の副産物!?を、ハタケシメジは霧が峰で採取したものを、別々におすそ分けに預かった。
 ハタケシメジは、ナガネギ、豆腐、豚肉と一緒にキノコ汁に、カラスタケは、一旦湯がいたあと、豚肉と有り合せのネギ、ナスと一緒に炒めて、酒の肴となった。
 昨年から森林(もり)に入る機会が多い。このハタケシメジ、カラスタケはじめ、ニンギョタケや真っ赤なタマゴタケ、金粉をまぶしたようなコガネタケ(黄金茸)など、それまで毒を警戒して手の出なかった茸も、食べればそれぞれ珍味なのを知った。
 知識をふやせば、楽しみも無限に広がる山の幸は、奥が深い。

カラスタケ(カラスマイタケ、ヒジキマイタケ)

ハタケシメジ