夕方、帰宅すると、隣家の人たち数人が、小川を覗き込んで何やら楽しそうである。中心にいるのは、まだおしゃべりもたどたどしい、2歳のS子ちゃん。
 みんなの視線の先をたどると、小川を埋めたセリに、色鮮やかなキアゲハの幼虫が、いるわいるわ、何と20匹近くがモリモリ パクパク 食事中である。
 岸辺の擁壁についたコケには、モヌケとなったヤゴが、足を踏ん張っている。夜明け近くに羽化したという。
 まだまだ身近な自然はたくましい。

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惜桜小屋日記

2007年7月20日(金)