近くの川にカルガモの小さな群れが訪れている。時おり雑草が色めく土手に舞い降り、ヨチヨチ歩く姿が可愛らしい。
 てっきり冬の渡り鳥と思ったら、北帰行を忘れこのあたりで繁殖するカルガモも多く、のんびりできるのだという。
 三寒四温の気まぐれな天気には油断ならないが、明日から弥生3月、暦の春だ。いくらなんでももう結氷はないだろう。
 水鳥が浮かぶ水面はのったりと水ぬるむ気配である。
 

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惜桜小屋日記

2007年2月28日(水)